三下山に虹が現れたとき、世界はクロスする

 SARAブランドを展開しようと奮起していた斎藤沙羅は、友人と三下山を訪れたとき「虹」を見かけた。
 気になった沙羅はつい「虹」を詳しく見ようと近づいていき、そこで消息を絶ってしまう。
 家族が安否を確認できないまま、沙羅は三下山に似た場所へとやってきた。そこは建物が少なく、人もまばらなようだ。
 わからない世界で様子を探っていると、それまで人だったものが突然牙を剥いて襲いかかってくる!

 物語の鍵は「三下山」「虹」、そして「レインボー」という不思議な薬物。
 物語はまさに序盤を終えて核心へ向けて中盤がスタートしました。
 果たして、沙羅は元の世界へと戻ることができるのか。
 沙羅によく似た異世界の住人で現在行方不明となっているユリは戻ってくるのか。

 あなたは虹の向こうになにを見るのでしょうか。

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