大正時代を散歩しながらアズサさんと妖を推理しよう!

時は大正、今を遡ること百余年。未だ江戸の香りが残る東京にのぼった亜寿沙さん。
ハイカラで理性的な彼女は、ゼロ霊能。なのに不可思議な事件と遭遇してしまう!
相棒は虚弱なイケメン陰陽師。彼を助け、助けられながら、持ち前の頭脳で小気味よく事件をさばいていく物語です。
そんな筋書きもさることながら、作者様の文化的知識に裏打ちされた大正時代の世界観に包まれた物語は、読み進めるに伴って時代の中を散歩しているような気持ちになってきます。
おこたに入りながらのんびりと世界に浸りたい、そんな暖かな物語はいかがでしょうか?

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