サンタはやってくる？（カクヨムコン10短編部門）

羨ましいなぁ、って思って。麻木さん家のお子さん。
だって、夢を壊さないようにあれこれ頑張ってるんですよ？
例えいつかバレるとしても、子ども達は大人になった時、クリスマスが近づくたびに思うわけですよ。

「そういや親は一生懸命サンタやってくれたな」って。

そんで、自分が親になった時、親に守ってもらった『子どもの夢』を今度は我が子に与えるわけですよね。すなわち、「サンタはいるよ」「良い子にしてたからプレゼントが来たよ」って。決して会うことは叶わないからこそ、子ども達は想像するわけですよ。あの赤いひげのおじいさんを。トナカイに乗ってクリスマスの夜空を飛び、良い子達にプレゼントを届ける、っていう。…続きを読む

「『いい子』にしていればサンタがやって来る」

『いい子』が何かかわからないまま、サンタさんを信じていた頃。

けれどいつまでも『いい子』ではいられません。
大人になるたび恥ずかしい失敗を沢山します。

かつて誰かが言っていました。
「サンタはいると信じるうちはまだ子ども。サンタがいないと言ってるうちもまだ子ども。サンタになると決めた時、人は大人になる」
と。

これはそんな親の悲喜こもごも――かもです？

作者：麻木香豆様の小さなお子様がサンタさん＝親だって気付いちゃった！？
から始まるエッセイです。読んでいて、自分の子供の頃を思い出したり、考えさせられたりしました。
皆様はサンタさんがいないっていつ頃から感づかれていましたか？
私は年の離れた姉兄に超幼少期にばらされていたので、夢もへったくれもない子供でしたが、親の手前ずっと「サンタさん♡」って装ってプレゼントをゲットしていました（末っ子の悪知恵）。
そんな、昔の事も思い出させられるのですが、親の立場としてサンタバレを考えるとこんなにも苦悩されるのだな、と。
作者様もご自身のサンタバレの時には嫌な思いをしたみたいで。でも、だからこそ自分の子供…続きを読む