名曲「なごり雪」が流れるたびに思い出す。旅立ちとお別れのとき

 彼は旅立ちを選び、彼女は残ることを選んだ。
 けれど、それはふたりの別れを意味していた。

 どちらが悪いわけでもなく、嫌いになったわけでもない。ふたりは、それぞれ自分の道を選んだだけ。

 東京駅で、名残を惜しむふたり。

 ベルが鳴り、新幹線に乗り込む彼。
 離れる指……。

 もう、泣くしかないです。

 読んでください。
 泣いてください。

蜂蜜ひみつの「なごり雪」

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