平凡なサラリーマン。
平凡な毎日。彼女ナシ。
名前も平凡な主人公、鈴木一朗。
そんな彼の下に現れたのは、なんと咲という名の貧乏神。
貧乏神が現れたのだから、何もないワケがない。
一朗が勤めていた会社は、ほどなく倒産……。
荒れる一朗。気持ちは分かる。そりゃ荒れる。
けれど、そんな彼に貧乏神の咲は、
「会社が潰れたのは不幸だけどさ、本当はチャンスなんじゃない?」
貧乏神のクセに良いコト言うじゃん!
この一言で立ち上がった鈴木一朗。
素敵なカフェレストランを開店する。
そして一朗と咲の関係にも変化が……。
人生の転機は、いつ訪れるかわからない。
不幸とチャンスはいつも隣り合わせ。
自分に正直に、決めた道を駆けて行こう。