場面を想像してじわじわと笑いがこみ上げてきました。
ある会社。おそらく日本人やアメリカ人なら誰もが知っている「あの会社」の採用面接を受けに行った主人公。
そこで面接官から出された、「あるお題」をこなすことに。
「次は骨付きチキンになったつもりで自己PRをお願いします」
なんという無茶ぶりを!(でも面白い!)
そしてやってのける主人公。(その姿、またしても面白い!)
やがて見えてくる真実。主人公のその時の心情。(じわじわ来る!)
短い中でインパクトがあり、思わぬ展開や結末に、ひたすら頬が緩みっぱなしでした。
なんと楽しい話を読めたのだろう。大満足の一作でした。
さて、この小説の何を紹介しようか相当悩みましたが、決めましたよ!
いや、決めたも何も、コレしかないでしょう?
この小説のタイトル『ゴールデンボーン』
直訳すると『金の骨』
何それ?って誰だってなると思います。
そして読み始めてすぐに、なるほど、こんな感じのことなのかな?なんて思いますよ。
しかし!
あなたは必ず裏切られます!!
ほら、『ゴールデンボーン』が一体何なのか、気になり始めたでしょう? うん、気になり始めたらおしまい。読んで確認するしかないですね?
ほらほら、ゴールデンなボーン《ほね》がボーン《擬音》とボーン《生まれる》するから覗いてごらんなさいよ?(それは大嘘)