第5話 まさかそんなはずは……ね?
私「最近さぁ……なんか寒気がするんだよね」
秋めいてきた休日、私はふと思った。
いーくん「最近って?」
それに、害悪三歳児が飛びついてくる。
私「ん〜……四日前くらいから?」
いーくん「それってさ、祠壊しの小説書いた日じゃない……?」
私「……いやぁ、まさかそんなはずは……ねぇ?」
いーくん「いつも家の近くの古い祠見てるじゃん?……古い祠って、あんまり良くないんじゃないの?」
私「そら、妖怪とか霊とかは認識した人間に標的を定めるとかいうけどさぁ……?え、いやいやさすがに……」
いーくん「……まぁ、さすがにないよね!!(震えた声)」
私「だ、だよねっ!!(震えた声)」
何もないと、そう思いたいですよねっ!!
私と心友の話 ❄️風宮 翠霞❄️ @7320
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