第40話
葉子、俺もうしゃべれなくなるよ。俺とお前と話せたのはお前の心の寂しさをうめたかったからなんだというと。次の瞬間ゴマは猫になった。普通の猫のゴマがニャと鳴くと幸せになと聞こえたのは私だけだろうか。葉子と呼ぶ大地は私を抱くととっても幸せそうに寝た。
それから2年がたったある日、今日は結婚式。
子供はまだできていない。
お兄さんたちを呼んでのささやかなパーティーだった。
私は、あの時、自殺していたらこんな人生なかったんだ。
大地は私の救い人なのだ。
救い人 mokohana @mokohana
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。