雅やかな爆笑平安絵巻!!嗚呼、紫式部の眞の姿よ。

平安時代の才女の筆頭といえば、紫式部を
思い浮かべる者は多いだろう。
かの、有名な【源氏物語】の筆者にして
『女房三十六歌仙』にも選ばれる程の
女流歌人として人気を博していた、彼女の

……真実の姿が!まさに今、ここに!!
              

もう、初っ端から笑う。

但し、物語の骨子は史実に基づいて、何ら
おかしな事はない。その筈なのに、何故か

  笑わされてしまう。そして、ハマる!

平安宮中の雅やかな様子や人間模様、
作家『紫式部』としての執筆の苦悩などが
細やかに、そしてわかりやすく描かれる
この作品は、様々な世の憂いを一喝、笑い
飛ばす様な彼女の強かさと賢明さが余す所
なく描かれている。


 誰か世に ながらへて見る 書きとめし 跡は消えせぬ 形見なれども


この作品を読んだら、きっとアナタも
紫式部の『ファン』になる事、請け合い!