文学に対する思想を強く感じる作品

作品鑑賞に作者の背景を含めるか、含めないか。
私は、楽しむなら含めた方がいいと思います。

作者が立派であってほしいとかではなくて、その人柄や生き方からその作品が生まれたかと思うと、作品への興味や愛着や感動がより強まる気がするからです。

ぽんぽん丸先生との出会いが自主企画の主催者としてレビューをいただいたことだったので、ついつい評価する側される側のように思っていましたが、ぽんぽん丸先生もまた自分の作品で試行錯誤し、挑戦している”カク人の一人”なのだと思い直しました。

今、自主企画で人間関係が広がったと思いますが、その皆様は”自分の最高の恋愛小説はコレだ!”とぽんぽん丸先生に投げ込むメンタルでよろしいのではないかと思います。

ジャンルは恋愛でありながら、私にとっては文学への思想について刺激された一作でした。