たった三十一文字を一時間でも日を超えても味わえる

唯、事実を言葉にするのではない膨らみが魅力的でした。
考えても判らないけれども感じる何かをもっと見出したく、一首をいつまでも前にしていたくなります。
私は詩歌の類を理解できない極めて散文的な人間ですが、文が歌になる、その境界が確かにどこかにあるのだな、と感じ入りました。