破壊! 粉砕!! 大喝采!!!


第十話までのレビューとなります。

地図の存在しない魔族の領域に、コンクリートをはじめとする人族の産物を崩壊的に描き、映画『ゴジラ』を彷彿とさせる世界観に圧倒される本作。
そんな中、人族の世界に魔女を起用することで上手く魔族との関わりを繋ぎ合わせてくるのが、作者様の手腕たるもの。
暗澹たる雲行きに跋扈する魔族、五感を歪めんとする陰惨たる戦闘が映えるのですが……
旅の途中、姫【スラ】は魔物に襲われてしまうのです。

うわぁ、コレは大変だ……

命乞いからか……魔女【ウトト】の気持ち一つで命を絶つことをまだ幼すぎる彼女は約束してしまい……

ん? 

いろいろツッコミたい気持ちを抑えながら読み進めていると、親衛隊のひとり女騎士【ルダン】もまさかの身を挺して魔女に従うまさかの展開。

 『 ハイ、カァァアアアット!!! 』

え? コレ映画なんですか? 
先が読めないこの物語は、一体どこへ向かうのか?

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