「額に十文字の形の痣」という設定で、まさかの切り口でした。 妻の額に十文字の形の痣を見つけた主人公。そして、「妻はどこかに体をぶつける度、変な形の痣が出来る」という、とても珍妙な話を聞かされます。 その後も、妻の体にはどんどんおかしな変化が。 もしかすると、「何かホラー的な結末が……!?」と読みながら戦慄させられます。 そして、まさかのオチ。最高でした。 具体的にこの体質とか、最後の「この意味」は誰が送ってきたものなんだろうとか、色々考えさせられるのも含めてとても楽しかったです。