第2話 無料フリー素材と書かれていてもいろいろある。
画像の転用1 ルール化する前に
「画像には著作権がある」と書くと、ネットから画像の転用は出来ないかと思ってしまう人もあります。ネットに上がっているのだから(公表されている)、全てコピペして自由に使えると思っている方もあります。以前フリー素材(無料・有料)があることを紹介しましたが、画像転用についてもっと詳しくメンバーに知らしめる必要を感じたのです。
私は絵を描きます、ネットからの写真も使うこともあります。ある友人から舞妓の絵が欲しいと頼まれました。二人舞妓の可愛い仕草の写真が気に入りました。画像をクリックすると写真作品サイトにリンクします。サイトを見ます。サイトの紹介でフリーに使える範囲が書かれています。利用規約として少し細かく書いてあるものが多いですが、手間でも必ずここを読んで欲しい。殆どは簡潔に纏められています。
無料です。SNSアップ等はいいが商用利用はダメとか、二次加工はダメとか書かれています。。絵にする場合は二次加工に当たります。このサイトは京都風景や舞妓さんを撮影している個人ブログだったのです。だから見て貰う、良かったらいいね!下さい程度しか書かれていません。二人の舞妓さんの1日を追ったものでした。問い合わせ欄があったので絵にしたい旨を告げると、気持ちよくOKであった。
昨年ベトナムに行きました。撮ってきた写真で絵を描きます。どうしてもその雰囲気で撮った写真に不満が残ものもあります。ネットで探しました。サイト主はベトナム在住の日本人でした。全てOK、無料、商用利用も二次加工も。住んでいる人にはその数の豊富さ、質の良さには負けます。ベトナムの絵を描くには便利なサイトに出逢ったと思いました。この人は何で収入を得ているのか?このサイトに掲載される広告収入だろうとおもいます。それでも大変なのか、500円の寄付は歓迎ですと、クリックするところがありました。
https://yunphoto.net/jp/jouken.html このようにサイト元を訪れて利用規約(お報せ注意程度)を見てみるのも楽しいものです。
このように考えると、ネット上には良質な画像作品がいっぱいあることになります。自由度が高いサイトでも、殆どは、著作権はフリーにしていません。それはポルノや悪質なサイトに利用されないための保護です。この絵の元写真が舞妓さんヌード集の表紙に使われたら、文句、削除言える権利は保持していたいだろうと思うのです。
撮影者の苦労だけでなく、善意に敬意を払うのは当然と思います。利用規約も見ないで無断転用することが如何に失礼な行為かということです!
画像の転用2
I love KOBEの方が利用される画像は神戸のものが多いでしょう。港は港湾局、風景は観光局等市関係の画像は豊富で公的なもので利用できます(勿論著作権は持っています)。神戸市のウエブサイト利用規約にはこう書かれています。要は出展元を明記して欲しいという事です。
(出典記載例)
出典:神戸市ウェブサイト(当該ページの URL)前の言葉があれば、URLは省略してもいいでしょう。港湾局や観光局でも何も書かれていなくても市に準じていると考えて、出展:港湾局でいいのではないでしょうか。
旧居領地の写真を載せたいと思って検索すると、神戸旧居留地オフィシャルサイト(https://www.kobe-kyoryuchi.com)というのがあります。当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。とあります。
一方、神戸北野異人館街公式サイトには何も書かれていません。使っていいのでしょう。出展元を明記しておけば問題ないと思います。
ベトナムの写真フリー素材を絵にする例を(1)で上げましたが、作品作りのために写真を利用した場合は著作権表示とURLの記載をして、報告をしてくれれば加工も商用利用も自由ということです。画像(イラスト等)内もしくは画像の近傍にPhoto by (c)Tomo.Yunと記載し(これが著作権表示になる)、http://www.yunphoto.netとURLを明記する。掲載後メール(photomyun@gmail.com)で掲載ページのURLを連絡することになっています。利用後にも責任を持ちたいのでしょう。他のサイトでは使える範囲の他に、利用規約でこまごま書いているとこがありますが、使ってもいいですがその後は自己責任ですよという事が中心ですです。
フリー(無料)写真素材にblue-greenというのがあります。フリー(無料)、会員登録不要、商用サイト利用可能、クレジット表記・リンク不要、加工OKなのです。
「無料フリー素材神戸港夜景」で検索して、Mozaiku夜景、フリー、blue-greenと画像の下に表示された画像が出たとします。そのままを「名前を付けて保存」⇒コピー⇒ファイルしました。これではいけません。画像の上にカソールを置くとblue-green右肩に小さな上向きの文字が表示されます。これをクリックするとサイトが現れます。画像をクリックした場合、画面が変わってその画像と横に表示される大きな文字は広告です(広告と小さく出ています)その下に四角枠で「サイト」と表示されています。これをクリックすればいいのです。
サイトページにはフリー(無料)、会員登録不要、商用サイト利用可能、クレジット表記・リンク不要、加工OKと書かれていますが、利用規約は必ず見てください。使ってはいけない場合(ポルノとか社会不適切利用は当然)が書かれて、著作権はありますと、自由だが不正目的は許しませんよと云う意味で著作権は放棄していないのです。
私が最初SNSを始めた頃、これが分からなかったのです。○○画像フリー素材無料で出て来た画像を、名前を付けて保存、コピーして使っていたのです。フリーと云ってもこの様に色々あるのです。必ず利用範囲・禁止事項を確認しましょう。使っていいかどうかが判断しずらいときは出展元を明記しておけば誤解を防げるでしょう
完全無料、商用利用可能フリー素材お勧めサイト
https://hp-maruwakari.com/stockphoto-free/
が、あります。上手に表にされています。是非ページを見てください。この中で「クレジット表記不要」とあるのは、クレジットは出展元の事です。を明記しなくていいという事です。神戸市の公式ページはこれとは違いましたよね。
ある有名なイラストレイターの作品画像の紹介アップの投稿がありました。ポスターは大量に販売されています。購入したものは原則著作権はありません。しかし画像を切り取ったそのままでは買ったものかどうかわかりません。例えば買ったポスターを額に入れた、部屋の壁に貼った、架かってあるところをアップしたら買ったもでああることがはっきりわかります
よく問題になるのが「懐かしの神戸」とかの画像です。これはその人が生まれる前、その人の撮影でないことが歴然としているのが殆どです。神戸の今と昔「Old KOBE Love」と云うサイトを訪ねると、「なおこのサイトはリンクフリーとしております。」と書かれています。リンクを訪ねるときに、一々許可は要りませんということです。ネットに上がっているものは、広く見て貰いたらかアップされているのです。殆どはこれです。そして、「またこのサイトに掲載されている絵葉書や写真などは個人所有物ですので、画像の無断転載などは行わないでください。」とあります。どうしてもと云うものがあれば、問い合わせ欄があれば許諾を要請すればいいのです。
私は文を書きます。素敵な詩がありました。ちょっと有名なプロの詩人です。神戸についてある物語の出だしに使うのに最高でした。その詩の中の気に入った三行程を使わして欲しいと、物語の趣旨を述べて、恐る恐るお手紙を出したのです。「使って頂いていいですが、切り取りはダメです」との返事。少し長かったのですが全文載せました。そしてその原稿を礼状に添えて送りました。「拝読いたしました。貴方の文には切り取った3行でいいように思います。そのように修正したもので使って頂いて結構です。私の引用は不要です」と返事を頂きました。
要は、サイトを訪ねて、利用規約(長いものは少ないです)を見て、使える範囲を確認することです。そうすれば安心して使える素材はいっぱいあります。それから、これは自分が撮った写真と分かるように、撮影日を書かれている方があります。いい方法だと思います。
1,2で説明致しました。分からないことはメッセージで問うてください。お手伝いします。これにて、著作権・肖像権(画像の転用・アップの注意)をルール化します。報告があって報告が妥当と思ったものには警告・注意を出し、削除要請します。反論は受け付けます。納得されれば出来ればご自分で修正、削除願います。警告が度重なるとブロック(メンバー退場)になります。何回とは今のところ規定はしませんが、度重なると厳重に対処致します。神戸市関係には出展元明記をお願いします。また、管理者からだけでなく他の人から注意があった時は、妥当であれば気持ちよく受け入れてください。
私は神戸について書いた文や、描いた絵が多いです。好きな神戸のことを投稿したくて、皆さんと共有したくて起ち上げたのです。私は投稿者、利用者であるのです。管理人と云う言葉は学生時代のアパートの管理人を思い出していい言葉とは思いませんが、これはFBが決めたことでどうしょうもありません。まー、混雑した交差点の信号代わりの存在と思って下さい。
SNSで公開グループを起ち上げた管理人の話。 北風 嵐 @masaru2355
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