北風　嵐

自分が生まれた時代を、１０年前に持って行った。そうしたら、物語が生まれた。 人生たまには、大上段！ 　これは私にとっての『戦争と平和の』の物語である。また自分なりの戦後史でも…

画像の無断転用の問題が発生した。 それへの対応のまずさと苦労話が中心。 起ち上げた管理者として、ルール作りの前の作業、

私はベトナム反戦世代だ。国会にデモにも行った。テレビに映る悲惨な映像に胸を痛めた。沖縄から飛ぶ爆撃に悲しい思いと怒りを覚えた。日本の憲法は軍事同盟条約より下にあるのだ。 仕事柄…

京都の奥座敷、ちょっと奥に入っただけで、こんなに気温が違うのか、おまけに川床でする食事はさらに納涼感が増す。 　そこに、お盆休みを利用して３回ほど泊りで出かけた時のお話。

福岡市の条例で屋台は原則一代限り。 これは権利を金銭で他人に譲渡しないためだという。 「例外として一親等、つまり自分の子供には1回だけその権利を渡すことができる」

東欧民主革命から始まり，東西ドイツの統一，そしてその翌年の1991年ソ連の崩壊をもって戦後40年以上にわたる、核戦争の危機をも含んだ緊張関係の冷戦は終焉した。世界はそれを歓迎した…

最近文章を書かなくなった。書いても「プーチンとロシア」とか、お堅い物ばっかりだった。FBでウチの家ではお握りは俵だのに、お友達のお家では三角だった。どうして違うのだろうか？から始…

昨日言ったことには責任は持たないの・・。と女将は明るく笑った。

デレンスキーは防げる戦争を防げなかった大統領として私の評価は低い。戦争になってからのデレンスキーは中々の役者だと思っている。 ロシアは欧州の孤児になってはいけない。私がプーチンの…

それぞれの国には、それぞれの歴史がある。 相手の歴史を知らずして・・あまり歴史を知らないから・・？ 高校までの教科書で十分。もしもは歴史で禁句とされているが、もしも？で考えて見る…

尻尾のない猫を見慣れていると、他所の猫の長い尻尾が異様に不気味に思えるのだ。不思議なものだ。

看護婦だったものが看護師になり、男性の看護師も随分と増えた。今や社会人を経て看護学校に入学してくる者も多い。それぞれの事情を持って入って来る。 上司と喧嘩してやめたOL、介護施設…

古来船待ちの良港『大和田の泊』と云われ、江戸時代には人口２万を数える『兵庫の津』は国内随一の港として栄えた。その兵庫の港が列強によって開港を迫られた。神戸港の盛衰記である。

その国民的人気は今の人達には想像もつかない。政治に関心のない女性までが、近衛首相の談話がるというとラジオの前に座ったと云われる。 聡明にして、明朗。１８０センチという長身、ゴルフ…

ちょっとした、間違いの、ふらりの旅も楽し！

これは吉村昭の小説のダイジェストである。上下２巻、上下に２段、７００ページ近い。シーボルトの娘として、〈あいのこ〉として生まれたイネの一生を軸にして、動乱する激動の時代が語られる…

おじいちゃんはお金はくれないけど、わたしが好きで、わたしのことを物語にしてくれました。

アメリカは世界で最初に大統領制を採用した国で、その権限は大きい。トランプ対バイデン、で見るように大統領の選挙は国民の熱狂を呼び、その選び方も独特である。分断が言われているが、そも…

昨年、『国連気候行動サミット』で、１６歳のグレタ・トゥーンペリ*は並み居る世界の首脳たちに向かって、「貴方がたが話せるのは、お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり」…

ポスト・コロナ『アメリカン』」を書き上げた。時間がかかった。ほぼトランプ論みたいなものである。コロナでの死者１０万人、トランプの予想が当たった。さぞかし、支持率は落ちているだろう…

『クルーズ船が全てを教えてくれていた』　 ２月３日警告船としてやって来た、ダイアモンド・プリンセス。全員の検査が行われたのはここだけ。その後の市中感染状態を読み解く唯一の資料とし…

商店や住居が許可された外国人の範囲が決められた街、銀行や商社が入ったビジネス街、今はファッションの街、時代とともに表情を変える神戸ならのスポットです。

戦後ドイツの首相はメルケルを入れて8人。 では日本は？当てられるかな、多分無理でしょう！ 34人当たりましたか。 『戦争と革命』シリーズでドイツ革命（帝政ドイツの崩壊）からワイ…

港までつづいている/このメインストリートは/川である むかし　むかし/ふたりのおとこに求愛された女の/かなしみが流れた/川だったと詩人は歌っています（詩集：神戸市街図　たかはら　…

あの船が解体される…残すと言っていたのではなかったのか？ 津波で打ち上げられた気仙沼の第１８共徳丸のことである。あれほど、津波の猛威を伝えるものはないと、岡崎由美子は思っていた。…

欧州委員長に女性、それも年齢ほんまかぁー？という美人。子供7人を育てながら政治活動をしたと聞いて男には絶対無理と感服。メルケル氏の秘蔵っ子とか。ぼくはメルケルさん贔屓で、あの〈ぶ…

とある投稿サイトの作家さんの話である。始めて投稿して、この人のコメントに勇気づけられ物を書くようになった。

東京湾と大阪湾には原発は１基もない。それは何を語っているのか？ あのテクノロジーが発達しているのに、と脱原発を決めたのは日本ではなく、ドイツだった！

社会主義は本当に死んだのか、なぜ人は戦争をするのか、今のテロ戦争はどうして生まれてきているのか、近代の歴史の勉強の必要を感じた。感じたからって勉強するとは限らないのが私だ。それで…

弱っている野党を批判するのは忍びないが、敢えて！ 国民が一度は期待して『政権を任せた党』、政権担当時の総括がなされていない。と国民は（私は）思っている。それは政権時に感じた失望…

小学校の裏にこの電車の駅があった。専用軌道ではあるが、路面電車風にゆっくりと走っていた。 大阪は街の景色の見えない地下鉄ばかりになってしまった。一部でいいから、市電や路面電…

ミスター・Ｋはユーモリストである。そして悲しい。「リング名はなんて云ったの？」 「ミスター・Ｋ」。 「変やなぁー、普通、川島英吾、１２０パウンドーて言うでぇ。頭に横文字使うか」…

関西では『レイコー』と言いました。「玲子」ではありません。 冷たいコーヒーを縮めて『冷コー』と言ったのです。もう、過去形の言葉ですが…。

わたしたちの街では、道を歩くということは、坂を登ること、坂を下ることを意味します。

小説というより、勉強ノートだ。読み直して「よくぞ勉強したもんだ」と笑ってしまう。しかしその笑いには深い怒りがあった。何ミリシーベルト、覚えていますか？今ではいろいろと知られただ…

高浜健太は大手の商社マンで係長席にある。今回は三泊四日の東北出張である。磐梯西線の会津若松を１８時３４分に出て新津には２０時５６分に着く列車に乗った。何処で間違ったのか見知らぬ…

巨人の元エースで阪神のコーチも務めた西本聖は、『巨人ファンにとって巨人は趣味の一つ。阪神ファンにとって阪神は生活の一部』と的確に評しています。経済評論家の國定浩一氏は「阪神ファ…

井上光晴さんの小説に、雨が降ったら、継母は誰よりも早く傘を持って学校にやって来るというのがあった。それをヒントにコメディータッチで書いた。昔といって昭和も戦後である。住み込みとい…

モラエスを書いた。こんなに読んで貰えるととは思わなかった。 モラエスが文筆家であったこと、あまり知られていなかったこと、がクランチでは受けたのではないか？ 何よりモラエスが日…

新党「希望の党」に、前原民進が合流かとニュースが流れた。 ちょうど読んでいた本がこれであった。 社会党の苦悩、分かるような気がするんだ。次に当選したい。首相になりたいわ。だけ…

鹿児島に池田学園と云うのがある。小中高の一貫教育で進学率も優れている。 スタートは美術の先生が、内職で数人を教えたところ、みなラサールに入学してしまったところから始まる。希望者が…

僕の存在価値？昭和を語れるを再発見した。最近読んだ本で面白かったものに、「モノと女の戦後史」天野正子・桜井厚著　平凡社がある。　戦後の日本の社会変動期に、女性の生活世界を根底か…

暗いニュースの多い中で、ビルマの民主化の勝利は唯一明るいニュースのように思われた。選挙で勝利したのに軍事政権に踏みにじられ、苦節２５年であった。よく耐え、運動が絶えなかったこと…