概要
幽霊になった恋人の子どもがここにいる
高校生活最後の夏、県外へ出て行こうとする恋人の蓮と私は、熱くてダルくてやさしい日々を過ごしていた。
結婚しようねと、高校生の恋人同士、そんな他愛もない約束だってしていた。きっと叶うと信じていた。
矢先、蓮は死んだ。自殺だった。なんで、どうして。
悲嘆に暮れる私のところに、幽霊になった蓮が会いに来てくれた。
これが最後だと、蓮がいう。だから私は蓮に抱かれた。
そして高校生ながらに、妊娠した。
「妊娠なんてするはずがない」
まさしく、私の妹を妊娠中の母がいう。
でも検査薬の結果でも、私の妊娠は確定していた。
母はそれでもいう。
「あなたが妊娠なんてするはずがないの!」
蓮の自殺のほんとうの理由にも繋がる、私の世界の常識がひっくり返る事実を私は知ることになる。
※R18文学賞応募作
※性描写は応
結婚しようねと、高校生の恋人同士、そんな他愛もない約束だってしていた。きっと叶うと信じていた。
矢先、蓮は死んだ。自殺だった。なんで、どうして。
悲嘆に暮れる私のところに、幽霊になった蓮が会いに来てくれた。
これが最後だと、蓮がいう。だから私は蓮に抱かれた。
そして高校生ながらに、妊娠した。
「妊娠なんてするはずがない」
まさしく、私の妹を妊娠中の母がいう。
でも検査薬の結果でも、私の妊娠は確定していた。
母はそれでもいう。
「あなたが妊娠なんてするはずがないの!」
蓮の自殺のほんとうの理由にも繋がる、私の世界の常識がひっくり返る事実を私は知ることになる。
※R18文学賞応募作
※性描写は応
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