こんなお姉さんが待ってくれているなら無限に頑張れる。

とっても豪快で、ほんとはとても繊細な、幽霊の美春お姉さん。
はじめは「孤独死した割にはあっけらかんとしてるな?」と思いましたが、死因を聞いて納得しました。そういうことしちゃうんだよなぁ……
ジャンクでずぼらな料理が大好きな一方、ご飯に対するこだわりは強かったり。
すぱーんと笑い飛ばしてくれる一方、自分のことは色々抱えてしまったり。

頭がよくて強くて優しいお姉さんの解像度がめちゃくちゃ高くて、終始「そう!そういうとこ!」と頷きながら読んでいました。
こういうタイプのお姉さんマジで大好き。

きっとあのキスは、物理的には冷たかったのでしょうけれど、唇を通して伝わってくる想いは温かかったんだろうなあ。
いつか主人公くんが人間的に成長をして「世話のかかる男の子」から「共に歩む男性」に変身した時、美春お姉さんがどんな表情をするのか、二人の今後の妄想が止まりません。

ありがとうございました。ご馳走様でした!