第9回 【さぼりました。】

皆さまこんばんは、もしくはこんにちは、おはようございます。

onです。




だんだん秋めいてきて、過ごしやすくもなりましたし、早めに帰って、スムージーでも飲みながら月下で読書でも…なんてことにはさらさらならず、もうてんてこ舞いの日々です。

前回の投稿でもお話ししましたが、まぁとんでもない量の原稿を抱えてしまったわけです。もちろん自己都合のものなんですけど、やっぱり全て仕上げたい…!なんて思ってしまったが最後、後回しに後回しを重ね、今大変絶望している最中です。ですが、とりあえず1番締切が迫っていた原稿を提出し終わったため、こちらを書いております。


…で。

まずは先週分の更新を怠ってしまい、申し訳ありませんでした…!

せっかく2ヶ月も続いていたのに、ここで記録はストップ…と。まぁそこまで注目度の高くないコンテンツではございますが、何とか自分とのお約束を守っていこう、というささやかな決意も、泡となって消えてしまいました…。

一週間に一度くらい書きなはれ、というお叱りを受けても仕方がないと思います。ですが、これからも続けますので、どうかご容赦ください…。




よし(は?)。

ということで、何の話をしましょう…(笑)、あ、じゃあ結構苦しかった原稿の話とか、今もめっちゃ苦しい原稿の話とか…書き手の方々には辛い話になりますかね、でもこれくらいしか話題がないからこれで…ごめんなさい…。


もう本当に、今回反省すべきは、【スケジュール管理能力】ですよ!

ほんっとうにきつかったです。何が痛いかって、元々できると思って出すのを決めていた公募への、プロットがほとんどできていなかったこと!

公募の締切って、大体3〜4ヶ月、もしくは昨年の傾向から見て「およそ何月になるかなぁ」と見当をつけるじゃないですか。

…そうなんです。私もきちんと確認はして、1番遅いものでも2ヶ月前には把握していたんですよ。


…なのに。


この人(自分のこと)すごいんです。全ての作品が、20000字以上だったので、絶対にプロットが必要じゃないですか。なのに、全ての締切から見て1ヶ月より前にプロットを書き始めることはなかった、ん、ですよね…‼︎


これでもう大混乱。1番酷かった約40000字の作品は、プロットなしで約2週間で書き上げました。これがすごいって言ってるわけじゃないんです。せっかく年に一回(のことが多い、少なくとも今回出したのはそうだった)の公募のチャンスを、水の泡にしちゃったんですね…‼︎

他にも3作品、9月から10月、そして今にかけて頑張った(頑張ってる)んですけど、全体的に似通った感じのものを、だんだんクオリティを落としながら書いてしまったという気がします。

そしてその一つが、【libra】です…本当にごめんなさい…。


この作品について、1番始めに決めたのは(大体お分かりだと思いますが)【libra】という題名です。個人的な思想なんですが、【libra】…つまり天秤は、揺れ動いてからこそ意味を成すと思うんです。だから本当は、葵と恭介との間で苦悩する古都ちゃんを描きたかったんです。こんなときにこんな風に優しくされたら…とか、でもここでこんな行動されたら…さぁ…とか、そんな感じで右、左に揺れてほしかった…‼︎ということなんですよ‼︎

ですが、u-24杯にどうしても出したかったので、とりあえず20000字まで育てよう‼︎と決め、取り組んだのがあれ(現状品)でございます。

当初の予定からはだいぶ変わってしまいましたが、案外上手くできた…と思うところもあり、もうどうしようもない…と絶望することも…うーん、たぁくさん、あり…。

好きなシーンはですね、正直、絶望的な気分で書いた第四話の、朝日が上がって、古都ちゃんが別れを告げるところなんです。

というか、別れを告げた…んではあるんですけど、区切りをつけた、もしくは目を背けていたものに向き合った、ということを表したつもりでした。ずっと別れという現実ははっきりと見えているんです。ですが、2人は気づかないふりをしていたんですね。第四話の始めの方で古都ちゃんが独白しているんですけど、「私達はきっと、このままやっていこうとしたらできるくらいの、そんな溝を目の前にして立っていると思う。」と言っているんですよね。私はこれの、”溝“という単語がお気に入りです。”穴“ではなく、”壁“でもなく、”溝“。落ちるわけでもなく、越えられないわけでもなく、どちらかが黙っていれば、ピエロになって笑顔を演じていれば、別に構わないくらいの、齟齬。ただ、今後何年も連れ添っていくのを目標にしたときに、ちょっと苦しい、苦痛だ、と感じてしまう、そんな関係。

きっと古都ちゃんは、いろんなことで、葵の不貞を、自分の中で消費することもできたと思うんです。が、自分が恭介と一夜切りの、ランデヴーとも言えない時間を過ごしたときに、自分自身で、その行為に対する罪悪感を感じてしまった、その時点でもう、全ては決まっていたような気もしています…。


まぁキャラクターのことに関しては、正直自分の手を離れてくれることを願っている、ような気がしています。自由にやってほしい…ような気もするし、私の思うように動いてほしいことも…ある。うん、うん…。だんだん訳わかんなくなっちゃいましたけど、これは作家論かもしれません、笑ってください(笑)。




こんな感じの日々でした。そしてこれからもがんがん続きます、うーん笑ってください(2回目)。

同業の方、皆さんがご自身のキャラクターについて、「どうあってほしい」と思っていたことはありますか?ぜひ教えてください。




こんな文章なのに、ここまでお付き合い頂き、誠に誠にありがとうございました‼︎






【やばい、朝4時。】on


























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