第8回 【笑っちゃうよね、ははは…】

皆さまこんばんは、もしくはこんにちは、おはようございます。

onです。




えっと、…立て込んでおります‼


「ならさっさとやらんかい」、そうです、全くもってその通りなんです。しかし、もう完璧に集中力が切れました。今、クリップボードに挟んだ紙に向かってこれを書いているのですが、ミミズが走ったあとのようになっています。解読班(その後キーボードで打ち込む未来の私)、頑張ってね(解読班です。わからなすぎてキレそうです。大概にしてください)。




ではここで、なぜ私が立て込んでいるのか、整理していきます。どうかお付き合いください。




①「カクヨムU-24杯」

こちら、皆さまご存知でしょうか?公式自主企画ということで、カクヨム様が直々に運営してくださるそうです。カクヨム甲子園児だった私にとって、こんな機会は願ってもないこと。私の小説を読んでくださっている方は、何となく気づいていらっしゃると思うのですが、私の作品は、恐らくカクヨム向きではありません。なので、他のコンテストなどは、作風の違いもありどうしても敷居が高く…。

しかし、今回は「現代を舞台にしたエンタメ小説」、具体的には青春・恋愛・ミステリー作品が対象ということで…‼私の得意なジャンルも含まれており、本当に本当にありがたいことです。2024年4月1日以降にエピソードを更新した作品であれば応募可能であるそうですが、どうせなら書き下ろしを…‼と思ったが最後。日々に忙殺されているうちに、もうこんな時期です。え、あと何日…?どうせなら完結させたいのですが、暗雲が立ち込めてきました。…いやぁ、小説って難しい(今更)。



②公募作品

目標にしていた文学賞がございまして、そちらの提出期限が迫ってきているのです。その作品は、既定の文字数が一般的なものに比べるとかなり少ないため、とりあえずいつものように好きなだけ書き、そのあとに添削をしていこうと思っていたのですが…。規定数の4倍の文章を書いてしまい、それを削るとなると…え、過去の私って何を考えていたのでしょうか?これ(4倍)を削るとなると、もうほとんど説明文で終わってしまうんじゃないですか…?多少稚拙でも構わないので、新しく書いたほうがいい作品になるような気がします。でも捨てるには惜しい…。難しい…。



③その他

本業・私生活、…立て込みすぎ‼

でもこれって、小説みたいにいつかうまくいくと、なんとなく分かっているようなものではないんですよね…。どれだけ頑張ったって、実を結ぶとは限らないですし、むしろ水の泡になる可能性の方が高いんですよね。でもやめるわけにはいかないし…第一今、私は昔からしたいと思っていたことをやれているはずなんです。だからこれがきついと感じたくないのですが…。というか、これをきついと感じていることに驚いている自分がいます。きっと過去の私なんでしょうね。あぁ、こんなことを考えているとするめを食べる手が止まらなくなる…‼オレンジ色の蓋を、しっかり締めましょうね。




まとめてみて気が付きました。私今、ほとんどパニック状態ですね。あまりの焦り様に、乾いた笑いがこみあげてきます。うまくいかない理由は必ず(100%じゃないにしろ)自分にあるはずなのに、ここまでしないとそれに気づけませんでした。一旦落ち着かなければ…。


こういうとき、皆さまはどんなことをしてリラックスしますか?

本来、今は上記のことから手を離すべきではないのですが、もうどうしようもないので、1~2時間は大人しくしようと思います。

今日のうちにするべきだけど、まだしていないこと…入浴、皿洗い、お茶を沸かす、米を研いで炊飯器にセット…等々。ですが、入浴なんてしてしまった暁には、もう2度と目が開かなくなりそうで怖いです。これがいわゆる”風呂キャンセル界隈”というものなのでしょうか(多分違う)?きっと今は小説を読むとくらくらしてしまうので、やめておきます。

となるとやはり、ここは暴食ですか…?先程蓋をして仕舞ったするめをもう一度持ってこなければ‼…これは正解ではないですね。さすがの私でもわかります。




うーん…では、好きなことについて、少し話してもよろしいでしょうか?

お時間大丈夫でしたら、付き合っていただけると幸いです。


皆さまの中で、ボカロ楽曲「吉原ラメント」をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。

私とこの楽曲の出会いは…小学3年生です(思い出して今自分でびっくり)‼なんと大人びた子供だったのでしょうか?と思ったものの、恐らく歌詞の意味をしっかりと理解できたのは中学に入った頃です。

初めてこの曲を聞いたのは、和楽器バンドのアルバム「ボカロ三昧」に収録されていたことがきっかけでした。当時、これがカバーアルバムであることも知らず、ただただ前奏の、べにさん(和楽器バンドのメンバーの方)の奏でる津軽三味線の切ない音色に魅了されていました。

しかし、和楽器バンドには、吉原ラメントを作った亜沙さんが所属されているので、そのカバーということは、本人カバー、もしくは公式カバーと言っても過言ではないのでは?と思う次第です。

ちなみに、和楽器バンドは、今年の活動10周年イヤーをもって活動を休止されてしまうそうです。寂しいと思うこともありますが、とりあえず今は、ここまで10年間、本当に本当にお疲れ様でした‼という気持ちでいっぱいです。音色は奥ゆかしく、パッションは何よりも熱く、そんな音楽をありがとうございました。これからも絶対に、忘れません。


脱線しました。

「吉原ラメント」の歌詞は、どこをとっても”切なさ”を孕んでいるように感じます。特に私がそう感じるのは、二番の「まことは行く宛などなくなってしまいんしたのだけれど(※)」の部分です。

一番で「けれど私安くないわ(※)」と言って気丈に振舞っていた彼女が、籠の中から外を見るたびに、遊郭にしか居場所と思い知らされるたびに、連れ去られたときに捨ててきたはずの”少女”が見え隠れしているような気がします。恐らく、彼女はまだ、本来”少女”と呼ばれてもいい歳なのでしょうが、それも許されない、見た目だけがきらびやかな世界を描いている、特徴的な描写だと感じています。


また、MVを見るか見ないかによって、かなり印象が変わる楽曲だとも思っています。昨年、バージョンアップしたテトちゃんでのリメイク版が公開されたのですが、そちらのMVはストーリー仕立てではないので、これで初めて吉原ラメントを知った方と、以前のMVを見ていた方とでも、解釈が分かれると思います。

前者であれば、恐らく、彼女が幸せになる、という運命を思い描く可能性は少ないでしょう。かくいう私もこちらのタイプで、この曲を知って3年後に初めてMVを見たときに、少し驚いたのを覚えています。

歌詞がとにかく切ないので、私は、「彼女は沼に嵌るようにこれからも吉原に囚われたままなんだ…」と思っていたのですが、MVのように、幸せになれる未来もまた一興。そう考えると、自由な解釈を与えてくれる「吉原ラメント」は、実に忠実に遊女達の心を読み取った楽曲であるのかもしれません。


偽りだらけの恋愛の中で、色んなものを擦り減らしながら待った先、いつか鳥籠の外へ出られたのなら。それがごくわずかな可能性だということは分かってはいるのだけど、願うのは止められず―――

今日も夜の帳が降りて、街が輝き始める。わっちも、貴方様も、この場所でさえ全て、偽りであるからこそ、痛いほどに、光は増していって。

「ようこそ、おいでくんなまし。」




あぁ、ちょっと元気出た。

若い方にとっては、もう”ボカロ老人会”だなんて言われる部類になってくるのかもしれませんが、それでも大好きです。これからもずっと、大好きです‼


よしよし、もう一回頑張る元気が出てきました‼

吉原ラメントを聞きながら、皿洗いから始めます。

今回はとても読みづらい文章になったかと思いますが、最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました‼








【ボカロの話をしただけで、エナジードリンク並みの効果を感じられました】on

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