【主人公コンビ】中華風FT・月桂の筆(月桂&明星)編

(芳岡 海さま)

【質問企画】あなたの作品の二人組について知りたい

https://kakuyomu.jp/user_events/16818093082238520991

こちらの企画に参加させていただきました。


今回は中華風FT「月桂の筆」より、主人公の二人組が回答致します。



 ◇◇◇



1.名前とお互いの関係について。


【月桂】

湖藍こらん国・水城みずきの町で筆屋を営んでいる月桂げっけいです。

男性で齢は26。

関係は……同僚といった感じだろうか。


【明星】

わあ、俺って月桂さんの同僚なの!?

(心の声:うわー嬉しい感動)


あ、俺は明星めいせいって言います。齢は多分23歳ぐらいの「男性」です。


【月桂】

多分って……自分の齢がわからないのか?


【明星】

うん。俺ってどうも捨て子らしいんで。


【月桂】

そ、そうなのか。すまなかったな。


【明星】

ううん。気にしないで。




2.お互いの第一印象について。


【月桂】

綺麗な水死体だと思った。


【明星】

ええっ!?


【月桂】

庭に出てみると前の水路にお前が流されて引っかかっていたんだ。

お前が倒れている所だけ、黄色い竜金花(水草の一種)が一面に咲いていた。

あんなに生気に満ちた死体は珍しいと、思わず目を奪われたのだ。


【明星】

そ、そうだったんだね……。

ちなみに俺は目覚めてから月桂さんが作ってくれた、青菜の朝粥がとっても美味しくて! あの味が忘れられないよ。



3.相手のことをなんと呼ぶ? そう呼ぶようになったきっかけはある?


【月桂】

明星。


【明星】

月桂さん。

あ、俺のほうが年下だからね。



4.喧嘩はする?


【月桂】

まだ明星とは知り合ったばかりなので、喧嘩らしいものはしたことがないな。


【明星】

そうだねー。

でも月桂さんが俺に内緒で、美味しそうなお菓子を食べてたら、俺、ちょっと恨んじゃうかもしれない。




5.相手が機嫌悪いときはどうする?


【月桂】

南天楼なんてんろうという有名な菓子処があるのだが、そこの桃まんを土産に持って行けば一発で機嫌が直る(断言)


【明星】

月桂さんが機嫌悪くなることってあったかな?


【月桂】

ああ。ほら、私の故郷「西陵せいりょう」へ行った時、お前がやった仕打ちを私は忘れてないぞ。


【明星】

あ、あれね(思い出す)

気にしない気にしない~!


【月桂】

はあ……(ため息)

(明星は気まずくなっても自分から声をかけてくれる。それに私は救われているな)




6.相手が喜ぶこと、嫌がることを把握してる?


【月桂】

まだ付き合いは浅いが、菓子がとにかく大好物なのがわかった。

それから動物に懐かれやすい。

嫌がることは……思いつかないな。


【明星】

月桂さんは高いところが苦手なんだよね。

無理矢理、空に飛ばしてごめんね?


【月桂】

できれば二度とあの術を私に使わないでほしい。


【明星】

移動が便利なのに。


【月桂】

そういう問題じゃない。




7.誕生日には何かする?


【明星】

月桂さん、お願いがあるんだ。今度俺の誕生日を一緒に祝ってほしい。


【月桂】

それは別に構わないが。


【明星】

やったー! それじゃあ南天楼なんてんろうの最上階を貸し切りにしておくね。

久遠のやつ、いっつも自分だけで俺を連れて行ってくれないんだ。

季節のお菓子が食べられる特別コース料理があるんだって!

(じゅるり…)あ、涎が。


【月桂】

そ、それは楽しみだな……

(山程菓子を食べさせられそうだ)





8.お互いの部屋に入ったことはある?


【月桂】

私はまだ明星の家に行ったことがない。


【明星】

俺は上司がいろいろ仕事を振ってくるんで、町にいない日旅に出ているの方が多いかも。

因みに俺は月桂さんに川で倒れていた所を助けてもらったから、家に上がらせてもらったし、仕事場も見せてもらったけど、すごくキレイに片付けてあったよ。

必見なのは庭!

月桂さんが手入れしている庭の緑がとても癒やされるんだ。

面白い魚もいるんだ。クチビルがやたら分厚くって、でも人の言葉がわかる不思議な魚がね。


【月桂】

不思議な魚……桃唇たおちゅんには、また後日、お前を紹介するとしよう。




9.ここだけは直してほしい!


【月桂】

菓子……


【明星】

無理。お菓子が無くなったら俺は死んでしまう。


【月桂】

あながち、それは間違いじゃないのが辛いな。

普通の人間なら色命数術しきめいすうじゅつを使った時、代償として失うのが「生気」だが、明星は特異体質で、失った生気を補うために菓子を食わねばならないらしい。


【明星】

うん。お菓子さえ食べていれば、術も使い放題なんだよ~。


【月桂】

馬鹿者! そういう問題じゃない。いくらお前が常人より多い生気を持っていても、無限ではないのだ。命を削るようなものだぞ。


【明星】

うん……わかってる。

ええと、月桂さんはもう少し周りを頼ったらいいかな、なんて思ったり。

故郷の「西陵」に緑をもたらすことが月桂さんの切なる願いだけど、俺がどんなに優秀な術者でも多分無理。沢山の色命数士達に協力してもらうことも、考えてみたらどうかな。偉そうでごめんね。


【月桂】

いや、お前の言うとおりだ。

久遠導師にも協力をしてもらえるよう対話をしていくつもりだ。

ありがとう。




10.不意に相手が泣いているのを見てしまった、どうする?


【月桂】

いつも明るい明星が落ち込む所を見たことがない。

動揺して、なんと声をかけたらいいか……戸惑いそうだ。

とりあえず、菓子を差し入れする。


【明星】

黙って傍に寄り添うよ。

気持ちが落ち着いたら話してくれるかなって。





11.平常時、非常時、主導権はどっちにある?


【月桂】

私の方……か?


【明星】

そうだね。月桂さんは冷静に場の状況を見極める力がある。

俺がどんなに強力な術を使えても、その見極めができないと無駄になるからね。



12.相手が罪を犯したらどうする?(一緒に逃げる、自首するよう説得する、血に汚れた手を洗ってあげる…等)


【月桂】

明星……今は私とお前の二人きり。

正直に話せ。


【明星】

えっ? 何? 俺、何かした!?


【月桂】

鞄に入れた『まん丸☆月餅』は置いていけ!

西陵への道程は徒歩で一週間かかるのだ。そんな巨大な月餅は荷物になる!




13.自分だけが知ってると思う相手の豆知識


【月桂】

明星が菓子好きなのは、とある人物の影響を受けているせいと思われる。

我々、色命数士しきめいすうしをまとめる長、久遠くおん導師も無類の菓子好きであることがわかったからだ。

ちなみに、久遠導師が明星の育ての親らしい。


【明星】

月桂さんって、控えめなようで、積極的なところもあるんだ。

見ず知らずの人間を家に泊めてくれたり。


【月桂】

いやそれは……だったからそう言っただけで。



14.ここまでありがとうございました。お二人が登場する作品を宣伝していってください!


【月桂】

盛大に宣伝したい所だが、作者が設定が、話が気に食わないと現在休載中……!


【明星】

でもキリの良い所でエピソードが止まっています。

俺達のイチャイチャ……いや、活躍をちょっとでも覗いていただけたら、作者のモチベが上がるそうです。

ここまでお付き合いくださって、ありがとうございました!




★小説はこちらより★

「月桂の筆~八色の命の光を灯す者~」

https://kakuyomu.jp/works/16816927862618128357


★イメージイラスト(近況ノート掲載より)

・月桂

https://kakuyomu.jp/users/shipswheel/news/16816927862961162716


・明星

https://kakuyomu.jp/users/shipswheel/news/16817139554475617162

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(創作)自作やキャラへの質問に回答してます 天柳李海 @shipswheel

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