裏街の迷路の様な不思議な世界を巡る。

とても不思議で不可解で、時にはゾッと
する掌編の数々。裏街の細い路地を抜けて
様々な物語と出会う。それは

すぐそこにあって『何処にもない』場所。

裏街を巡る迷路の様な細道の先にある
『あり得ない世界』は、行った事など
ないにも関わらず、何故だかとても
懐かしい。

『何処にもない』 けれども、それは

  『何処にでもある』

一つひとつの物語を巡って行く、その少し
怖くもある楽しみを是非とも味わってみて
欲しい。きっと、とても気になる風景に
出会える筈だ。