あれっ？　俺の作った設定と違わね？

自作唯一のヒット小説世界に飛ばされた、原作者が主人公……なのですが

もうね、めっちゃ笑います
死に設定の虚無食堂に始まり、話を盛り上げるためのヤベー試練がくることが予見されていたり
流行りのゲーム知識攻略物とは違う、まさに創作者あるある
自らの手で産み出したヘイトキャラに原作に存在しないヘイトぶつけにいくとか正に胸熱
死に設定の食堂ちゃっかり利用してたりと、チート盛り盛りにしておけばよかっただのと、ことあるごとにクスリとさせにきます
呪いの設定も、ともすればなんで徹底に追い込まないの？　っていう点を綺麗にクリアしてたりと良い意味でのライト感に寄与している
メディアミックスの影響で振り回されたりと、いちいち発想が面白い

各エピソードもテンポよく、区切りよく
しかし先への導線もしっかり引かれており読み疲れをさせません

是非読んで欲しいです