クリスマスの恐ろしい寓話


 信じようが、信じまいが。

 そんな事は全く端にも掛からない。
赤い服は斑らに濃淡がつき、鋭い目を
ぎょろつかせて、『良い子』を捜す。

   そして家人が寝静まったのを見て
他人の家に土足で踏み込んで行く。

残虐性を隠し持つ異常なサイコパス。
猟奇殺人をも厭わない ソイツ は…。
一部からは『プレゼント』をくれると
持て囃され、信仰の対象に成り代わるほど
人気を博している様にも見えるけれど

 決して惑わされてはいけない。

夜中に勝手に人の家に土足で踏み入る者を
そして得体の知れない『プレゼント』を
寄越して来る ソイツ を、

あなたは歓迎しますか?
   そして、信用するのですか?

周期的に、現れては…消えて行く。
この オッサン の『真の目的』とは…。

『プレゼント』の中身は……果たして。

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