辛せ

やっぱり辛せだなこの雲一つない大空のしたでは笑いあえる事が

『ガシャン』

『キィィィィィ』

『バッコン』

『グシャ』

『グチョン』

「.........................................................................」

「は」

気が付いたころには自分の目の前に顔がつぶれおなかからは内臓が飛び出してい早世なのかも分からない物がころっがていた目線を持つちょっと先にやると一つ先の十字路の電柱にトラックが突き刺さっていた

そうトラックが信号無視して交差点に入ってきて横断歩道を渡っていた早世をトラックの前輪で早世のお腹を引き裂き後輪で早世の頭を潰したのだ

しばらく状況が飲み込めず四十秒くらい経ってやっと我に返った

「さえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

「なんでなんでだよ」

「卒業したら一緒に暮らすって言ったじゃん」

「おい目を覚ましてくれよ」

もう死んでいると目で見てわかるに叫び続けた

「なんでなんでなんでなんでなんでなんで」

「なんでなんでなんでなんでなんでなんで」

「なんでなんでなんでなんでなんでなんで」

「なんでなんでなんでなんでなんでなんで」

なんでと叫びながら僕は倒れてしまったショックで気絶してしまったのだろう

気が付いたら僕は病院のベットに寝ていた

「早世は早世はどうなったんですか?」

と近くにいた看護師にくそでかい声で聞いた

どうなったかなんて自分が一番わかっているのに

「トラックに引かれ即死です」

とうつむいたまま看護師は答えた

分かっていた回答だ

「くぅぅぅうぁあぁっぁぁぁぁ」

耐えながら悲鳴を上げた

なんで僕の周りだけ不幸がおくるんだ

「落ち着いてください」

「落ち着けないよぉっぉぉぉ」

『バッシン』

看護師の人をたたいてしまった

「あ、すいません」

「ごめんなさいついカッとなって」

「全然大丈夫ですよ」

なんでなんでなんだよ

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ひとつだけのねがい 千本木星野 @hoppino

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