第9話 旦那以外と
ホテルに到着した。
早速部屋を選び、エレベータに乗る。
今から旦那以外の男とエッチする。
そう思うと、胸が苦しい。
やっぱりやめようかな。
そう思っているうちに、部屋に到着していた。
薄暗い部屋の中。
大きなベッドと無駄にでかいテレビ。
ベッドの近くにゴムが2個用意されていた。
「アリサさん、本当にいいんですね?」
「うん、いいよ……」
アタシはそう言って唇を差し出す。
レイくんはそっとアタシの肩を掴み、突き出した唇を奪ってきた。
旦那以外の男とキスしちゃった。
ほんと何やってんだろう、アタシ。
「んっんっ……」
アタシたちはすぐに唇を離して目を合わせる。
「キスしちゃったね……」
「はい、そうですね。もう一回していい?」
「うん、いいよ……」
再度アタシたちは唇を重ねる。
徐々に行為がエスカレートしていき、いつの間にかディープなキスに変化していた。
「んっんっ、ちゅっちゅっ……」
レイくんがキスしながらアタシの胸を揉んできた。
アタシはそれを拒絶せず、受け入れた。
「アリサさんの胸、大きいね。何カップなの?」
「Gカップだけど……」
「Gカップか。大きいですね」
「レイくんは大きいの好き?」
「はい、大好きですよ」
「ふふ、そっか。あっ、確かに、アタシのおっぱいでもう凄いことなってる」
始まったばかりなのに、レイくんの体は凄いことになっていた。
なんかレイくんの大きくない……?
たぶん、護くんよりでかい。
「僕の体、気になる?」
「う、うん……」
「脱ごっか?」
「うん……アタシも脱ぐからレイくんも脱いで」
「うん、わかった」
アタシたちは服や下着を脱いでいく。
旦那以外の人に裸見られるのか……。
恥ずかしいなぁ。
裸になると、レイくんがガン見してくる。
めっちゃアタシの体見てる。
は、恥ずかしいんだけど。
よく観察すると、いつの間にかレイくんも裸になっていた。
わぁぁ……すごい、腹筋割れてる。
あと、やっぱりデカいね。
「アリサさんの体キレイですね」
「あはは、ありがとう。レイくんの体も……えーっと、その、デカイね」
「え? そんなにデカいですか?」
「うん、めっちゃデカいよ……よく言われない?」
「たまに言われますけど……」
「本当に凄いね……」
アタシ、今からこの人に抱かれるんだ。
そう思うと、ドキドキが止まらなかった。
それと同時に罪悪感が押し寄せてくる。
「アリサさんっ」
レイくんからキスしてきた。
アタシは彼の唇を受け入れて、舌を絡め合う。
何度もキスしていると、心も体も熱くなっていく。
もうダメっ、我慢できないっ……。
レイくんはアタシの唇、首、胸、お腹、太もも、色んな箇所にキスしてくる。
彼に求められるたびに、体に電流が走る。
「アリサさん、もう我慢できないです」
「うん、いいよ。けどちゃんとゴムつけてね?」
「わかってますよ」
こうしてアタシたちは肌を重ね合った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます