焔を纏う様な、茶虎の猫。その瞳に映るものは。

『あめおとこ』シリーズ第二弾!!
不可解な完全炭化状態の焼死事件が相次ぐ
中で浮上して来た容疑者の 名前 に
鏡堂刑事の過去の忸怩たる思いが疼く。
『赤い猫』が付かず離れずの距離を取り
事件に不穏な影を落とす。

  ほのかみ  とは。

焔を以て全てを焼き尽くす、その大いなる
ものは。

犯人の思惑に利権が絡み、事件は更に
複雑な様相を呈してゆく…。

鏡堂、天宮両刑事の活躍。彼らの信頼と
細やかな感情の行方は。

 そして物語は『ことだま』へと続く。

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