死にたい

赤目

遺書

 こんにちは。岡崎おかざき 優馬ゆうまです。これが僕の最後の作品。遺書になるのかな。


 なんかもう、いいかなって、


 別に楽しみがないわけじゃないんです。苦しいことばっかなわけじゃないんです。


 でも、生きてたらしんどいし、傷つくし、意味ないし、全部無駄だなって思ったら生きるのやめようかなってなっちゃいました。


 心残りと言えば……まだ完結してない小説を完結させたかったのはあります。でも結局書いたところで誰に読まれるでもないですから。


 暗い話ばっかりして、すいません。


 この遺書を読んじゃった人には申し訳ないと思ってます。こんな、読んでも後味が悪いだけ文の読ませちゃって。


 こんなの書いてる時点で無理な話かもですが、あんまり人に迷惑かけて死にたくないんですよね。


 飛び降りとか痛そうですし……周りの人に迷惑じゃないですか。やっぱり睡眠薬いっぱい飲んだり首吊りとかがいいんでしょうか?


 自殺自体、迷惑なのは百も承知です


 書いてて思ったんですけど、この作品すぐ運営にバンされそうですね……。小説でもなんでもないですし。じゃあ、この作品も僕と一緒で生まれてきた意味なんてないのかも。


 生まれてきた意味なんて本当はなくてもいいんですけどね。死にたがりの言い訳です。


 生きる理由はないのに死ぬ理由はあるって皮肉な話ですよ。なのに、毎日生きてる皆さんには尊敬します。ホームレスのおじさんですら輝いて見えますもん。


 何が言いたいんでしょうね、


 やる人なんていないかもですが、コメントやレビューは大丈夫です。どうせすぐ消されるのがわかってるので。あと、見る前に死ぬので。


 自殺は辞めろとか、誰でも言える正論なんて見たくないのもあります。そんな強い言葉でボロボロの人をいじめて楽しいんでしょうか?


 すみません。取り乱しそうなんでこの話はここら辺にしときます。


 僕の作品読んでくれたらわかるんですが、別に自殺って悪いことじゃないと思ってるんです。きっと、生きていくには僕って器が弱すぎたんです。なら、しょうがないじゃないですか。


 読んでくれたのに不快にして終わらせるのも申し訳ないので、僕の渾身のギャグで笑顔にしてから終わろうと思います。



「サナギの真田幸村、サナギ幸村」


 …………。


 人ひとり上手に笑わせることすらできないから死にたくもなるんでしょうね。では、お別れの時間です。


 5分でも、僕と言う人間が生きていたんだと覚えてもらえれば、それ以上は望みません。



 どうか、僕の分の幸せが、貴方様にあらんことを。


 さようなら。






※この作品はフィクションです。

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死にたい 赤目 @akame55194

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