ネットに潜むホラー。不気味で神秘的な雰囲気が素晴らしい。高校時代、オカルト好きの友人Fがみつけたサイト『かさとそ』を利用したことで異常な現象に直面していく。
好きな作家は、ミヒャエル・エンデ、灰谷健次郎、谷川俊太郎、司馬遼太郎、村上龍、上橋菜穂子、小手鞠るい、川上未映子、乾石智子、川上弘美、三浦しをん、西加奈子、米…
この作品には、ものすごい吸引力のあるホラー性が備わっています。 「かさとそ様」と呼ばれる、「こっくりさん」に似た怪異が中心となったストーリーで、インターネットのサイトで「かさとそ様」という謎の…続きを読む
久しぶりに、「あぁ、ホラーだな」と思うものを読んだ気がします。「かさとそ」……言葉の響きだけで、そこはかとない恐怖感が伝わってきますね。今でこそ、対話的なインターフェースを持つAIソフトの普…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(169文字)
かさとそという不気味なサイトで遊んでいた学生が怪奇に巻き込まれる話。怪談に「好感を持てる」というのは違うのかもしれないけど、まさにそういう作品でした。話の出だし、怪奇の進行、話のオチ、すごくスム…続きを読む
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