心ある者よ科学を畏れよ、其はすべてを合わせたより大きくまた素晴らしい

康熙二十七年(西暦一六八八年)、清朝時代の中国。
学問と忠君愛国の精神を持った若き秀才、陳元龍は皇帝からも信頼されていた。
しかし、突然左遷され、異動先として案内されたのは天文を司る官庁「欽天監」。
そこで出会ったのは謎めいた異邦人、白晋。
死んだふりをしたり、奇怪な行動を取るなど、常識では考えられない行動をする一方、彼が伝授しようとする「格物致知」という学問は、後の「科学」に通じる内容であり、陳元龍を驚かすのだった。

白晋と陳元龍のやり取りが面白く、二人の関係性の変化が興味深い。
科学的な要素と歴史的な設定が融合していて新鮮。
今後の展開が実に気になる。

その他のおすすめレビュー

snowdropさんの他のおすすめレビュー660