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  •  十年前の光沢のある講演会のチラシ裏が白紙……

     中々見かけない贅沢な広告ですね

     現在でも光沢紙は20枚500円ほどしますから、裏面に印刷がされていないのは少々ひっかかる

     もしかしたらそれがこの件に関して必要なことでしたらすいません(。-人-。)

     あ、あと、小説を書く簡単なルールですから余計なお世話かも知れませんが……

     段落の頭は全角スペースを入れると、目が滑りにくくなります。

    『…(三点リーダー)』『――(ダッシュ)』も、使う時、偶数に『……』『――』こんな感じにした方が良いかも。

    『セリフ。』→『セリフ』の用に『』内の最後の句点は必要ないです。

    作者からの返信

    下のリンクはプリントパック社のチラシ印刷料金表です。

    https://www.printpac.co.jp/pricelist/list.php?product=leaflet&size=34&paper_type=3&paper=38&noki=0&changed=&proceed=on

    A4、光沢紙(コート紙)、薄紙光沢紙73kg、納品まで7営業日という条件で検索すると、100部辺り片面1色1270円、両面1色1730円、片面カラー1320円。両面カラー1930円と出てきます。

    片面印刷の方が両面印刷よりも割安なことが分かると思います。

    また、ここで使用しているのは「光沢のあるペラペラのチラシ紙」です。いなさんが言及している光沢紙は、写真用の用紙のことでしょうか。それなら確かに20枚で500円という価格もわかります。

    このテキストの中で言及されている光沢紙とは、「薄紙光沢紙」もしくは「コート紙」とも呼ばれているものです。

    ちなみに上に貼ったリンク先にて普通紙A4、コート紙、薄紙光沢紙70kg、納品まで7営業日という条件で検索すると、100部辺り片面1色が1480円です。チラシ紙の方が一般紙での印刷より安くなることが分かると思います。

    簡単なアドバイスについては懸念されている通り、余計なお世話です。

    段落頭のインデントが無いのはわざとです。この作品中には、別に下げている部分もありますよ。インデントされた段落と、されていない段落では違う役割を持っています。

    それにこれはフェアプレイなミステリですから、むしろ読者は目を滑らせて、大事なことを見逃してくれたほうが筆者としては都合がよいのです。

    3点リーダやダッシュは無駄に倍したくないです。言わなくても分かると思いますが、この作品における発話前の沈黙や、途切れた発言の先にある情報には「隠されている」ものがありますので、そこに読者の注意を引きつけてしまいたくないんです。

    そこのリーダやダッシュにはどんな意味があるのかを読者が考え始めてしまうと、謎解きの前でも読者に真相を見抜かれて、私が知恵比べに負けてしまうリスクが高まります。先ほど述べたことと同じですが、これもむしろ読み飛ばしてくれたほうが嬉しいんです。

    「。」のスタイルについても話しておきましょうか。この小説では、セリフの中の句点が有ったり無かったりしています。私が意識し忘れていない限り、作為的に句点を付けたり付けなかったりしています。なんでだと思いますか?実際に「句点が無いセリフ」を探して、その役割とかを分析してみれば、自ずと分かってくるはずです。

    なんなら、この作品のシリーズ名には句点が入っています。タイトルに句点をつけることを嫌がる人が一定数いることを私は知っています。ですが私は句点を取りません。仮に取れと言われても、同様に余計なお世話です。

    意図があるからです。ご納得いただけますでしょうか?

  • コメント失礼致します。

    いやぁ、ビックリしました!!
    読み込みがちゃんと出来ていないのかと二度程再読み込みしちゃいましたがぁ~~見事な表現です!!!
    Web小説でなければ出来ない手法ですね、お見事でした!!! ……私も頑張らねば💦

    作者からの返信

    Web小説でなければ出来ない手法ついでに教えておきますと、このエピソードの投稿前には「突き放しながら」と題した、空白のよりも前の部分だけをお出しして完結を宣言していたんです。

    連載のステータスも完結済みに切り替えて、Twitterでも完結したよと宣伝しました。その時のリンクをいくつか貼りますね。

    https://x.com/fujiiyukadayo/status/1838478144942280963?t=cHJyqYr8YrxNXXMfNovf8w&s=19

    https://x.com/fujiiyukadayo/status/1840633434877866216?t=cHJyqYr8YrxNXXMfNovf8w&s=19

    その偽完結エピソードの1週間後に公開したお話が、今、ビーグルさんが読んで頂いた真エピソードでございます。

    偽エピソードは既に非公開の後に削除したので永久に皆さんの目に触れることはありません。

    ですが、残念ながらその瞬間に立ち会えなかった読者さん方にも、その時間のギャップを擬似的にでも味わっていただきたくて、あのような手法を採っています。

    何回も再読み込みしていただいたようで。きちんと私の思惑を楽しんでいただけたようで、とても嬉しいです。読んでくれてありがとうございます。

  • 興味深い展開です^^
    チラシに関しては、自分はもっと古いものと予想していました。
    今の時代、裏面が真っ白なチラシって滅多に見ないですね(*´▽`*)

    作者からの返信

    そうですかねえ。確かに新聞広告として挟まれているスーパーのチラシなどは両面が光沢のあるカラー印刷になっていますけど。(単色にせよ多色にせよです。)

    例えば回覧板で回ってくる町内会のチラシですとか、大学サークルや市民アマチュア団体の人が配るビラですとか、裏面が白いチラシを見かける機会は今でも少なくはないと思います。ただし光沢紙ではないですね。

    ともかくテキストからは、チラシが10年くらい前のものであることを読み取れますね。その事実がどう怪しいのかどうかの判断は後回しにして、素直に文章を読んでいってください。

    編集済

  • 編集済

    演繹的推理入門への応援コメント

    再生紙で作られたチラシは、物理的な再利用の象徴から「再生」のテーマと結びつけることができました。そして、黒焦げになった紙が口に詰め込まれる場面は、むしろ物事が一度破壊されても、別の形での役割が生まれ変わる可能性を暗示しているように感じました。(私自身もチラシをすぐに捨てずに、野菜や靴の湿気取りに再利用をしていたりしますw)

    ナイフという破壊とチラシという再生が同時に提示されることで、謎が一層深まる印象を受けましたので、さらに読み進めたいと思いました。

    作者からの返信

    読解へのチャレンジ、ありがとうございます。結論から言いますと誤読です。

    チラシが再生紙であることはどこにも書かれていません。そして私は「再生」や「リサイクル」という語彙をここまでのエピソードの中では1度も使用していません。

    よう子さんの説明では「チラシが遺体の口に詰められている」現象を、「再利用」の実践例として捉えていらっしゃいますが、「黒焦げの紙」がチラシであるかどうかは、1章の最終話にて明言していません。

    「黒焦げの紙の正体をチラシだと思い込むのは、テキスト内の情報に基づいていない妄想ですよ。」という事実に読者の注意を向ける役割を持った探偵さんとのやりとりが、このエピソードの中に織り込まれているはずです。

    第1章の最終話を読んだ時点でのあなたの解釈は、いくつかの「テキスト内の情報に基づいていない妄想」を前提とした演繹的推理もどきです。

    よう子さんの主張を擁護するポイントとして「チラシが裏紙(手紙)として再利用されている」が挙げられるかもしれません。

    ですが、テキスト中で対象のチラシを指示している言葉に注目していただくと、1つのエピソードの中でチラシが手紙になったり、チラシに戻ったりしていることが読み取れると思います。

    よって例のチラシは「手紙として再利用されている」とするより、「手紙でもチラシでもある」という二重の存在として捉えるほうが妥当です。

    包丁とチラシの対比に注目してもらえたのはいい線なのですが、私が意図していたのはそれらを破壊と再生の象徴たらしめることではありません。

    包丁は、暴力。
    手紙は、言葉。
    対照的な象徴性をそれら2つの小道具に持たせるのだとしたら、そう読み取るほうが物語の流れからして妥当であるとは思いませんか?

    読解とは、自身の想像に基づいて文章を解釈することではなくて、書いてあることを基に想像を膨らませることです。もう少し素直に読んでくださると嬉しいです。

    このコメントは、他の読者さんへのヒントとして残しておいてください。いいトライでした。再挑戦をお待ちしております。

    編集済
  • よいしょっと。への応援コメント

    包丁とチラシが象徴する破壊と再生のテーマが、最期に燃え上がる家屋の映像とともに心に焼き付きました。

    作者からの返信

    包丁とチラシを、破壊と再生の象徴として読み取ったのですね。興味深いです。

    包丁が暴力を連想させ、破壊の象徴であるという解釈に至る道筋はそこまで難しくないと思います。ナイフで何かを結ぶことは普通しませんからね。

    一方で、チラシを再生の象徴として受け取るのは特殊な読解ですよね。どのあたりを根拠にそう読み取ったのでしょうか?

    また、このエピソードの最後には、黒焦げの紙が遺体の口に詰め込まれていますよね。それはよう子さんが読み取った「再生」のテーマにとって、どのような意味を持つのでしょうか?

    編集済

  • 編集済

    はじめまして、悠鬼よう子と申します。
    私どもの作品にフォローしてくださり、ありがとうございます。つきましては、藤井由加様とお互いの作品を読み合いをしたいと思いまして、挨拶を兼ねて感想コメントを書きにきました。

    探偵さんと助手さんの軽妙なやり取りがとても魅力的で、ユーモアと温かさに満ちた作品ですね。旦那さんの謎が解けた瞬間には「まさか」と微笑む自分がいたり、コーヒー代という意外な報酬に、探偵さんの印象がアップする自分もいました✨

    作品をフォローいたしましたので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    作品のフォローとコメントありがとうございます!

    ユーモアと暖かさ。私の好きなものです。
    シリアスと冷たさも私の好きなものです。

    読み合い了解しました。楽しく読める様に頑張ります。


  • 編集済

     ははは。探偵さんを全然疑わないんだあ。かわいい優しいです。
     完全なるブレイクタイム的な回を差し込むアイデア良いですね。

    作者からの返信

    高名の木登りといひし男、
    「あやまちすな。心して降りよ」
    と言葉をかけ侍はべりし

    完全なるブレイクタイム、満喫してください。息継ぎポイントは、この先あまりありません。


  • 編集済

    よいしょっと。への応援コメント

    長女が、お父さんの子を産んだのはわかりました。これはショッキング。

    親父の言う、子供3人って長女、次女、長女の子かな。

    娘さん達はお隣に避難していたの、娘さん達って次女と長女の子かな。

    焼け跡からでてきたのはすると…最初のお母さんなのか…。あ!間違えた親父だ。黒焦げでわかんないのか。お母さんはとっくにどっかだ。


    追伸
    何回も読んで理解しました。読み落とし沢山🥲ご説明ありがとうございます。3人も自分の子に子を産ませたなんてびっくり。

    作者からの返信

    幸雄さんから見て娘世代の次女さんについては、幸雄さんの長女である乙子さんが

    「妹は全寮制の学校に通わせてもらえて、卒業と同時に家を離れて、今頃はきっと幸せな結婚生活を送っていることだろうと思います。」

    と話しています。

    お隣のご婦人のお宅に避難していたのは、幸雄さんから見て孫世代でもある女の子たち3人です。

    幸雄さんにとっての三女であり、乙子さんにとっての長女である恵子ちゃんと、

    四女であり次女でもある民子ちゃんと、

    五女であり三女であり末っ子でもある和枝ちゃんの3人です。

    焼死体の正体は…次回に続きます。

    編集済
  • 六台も車が落ちてきた?!

    作者からの返信

    菫(すみれ)色の6番目のN−BOX。これは言葉遊びです。どんな意味があると思いますか?


  • 編集済

    恵子ちゃん帰ってきたらポスト覗く習慣がある子供。恵子ちゃんは、お隣さんにすぐポストの異物を報告するような関係性。他人の家の話にそこまで動く世話焼き御婦人。2人とも怪しい…違うか。

    作者からの返信

    いいですねえ。登場人物と一緒に謎解きを試みる読み方は、ミステリ本来の楽しみ方です。

    偶然の現象と作為的な結果の見極めって難しいですよね。

  • 前話が胸が苦しくなるお話でしたので(そして、とても読み応えがあって感動しました)、こういうホッとできるお話が挟まることで、この作品の魅力を倍増させてくれますね。

    作者からの返信

    ホッとしているところ悪いのですがまだ重たいお話は終わりません!

    とはいえ、ここからは日常に戻っていく感じといいますか、明るくて優しくて、でも不気味で薄暗くて、ぐにゃんぐにゃんと波打つエピソードたちになっています。

    ここから先の長旅も、楽しんでいってらっしゃいませ。


  • 編集済

    はじめまして。
    探偵さんと、助手さんのキャラが対照的です。助手さん自ら潜入調査という全く思いもしない展開。登場人物の話す言葉遣いがキャラ立ちしていて、尚且つ、自然で、頭に入ってくる。描写も軽妙というのか明るい。率直に、面白いと思いました!

    作者からの返信

    キャラが立っているというのはいい指摘です。嬉しいコメントですねえ。ありがとうございます。

    読みやすく、楽しく。この作品のテイストが気に入っていただけましたら、続きもきっと面白く読んでいただけると思います。

    どうぞゆっくりと、気軽にお楽しみくださいませ。

  • はじめまして。Xにてフォローありがとうございます。
    全体的なミステリーの雰囲気、好きです。また拝読させていただきますね。
    今後とも宜しくお願いいたします。

    作者からの返信

    はじめまして。フォローバックとコメントありがとうございます。

    引き続き、コーヒー片手に気軽にお楽しみくださいませ。

    はるさんの小説もいずれ読みに行かせていただきますね。

  • 導入からおもしろかったです。
    続きもゆっくり読ませていただきますね!

    作者からの返信

    導入は大事ですからね。この先もごゆるりと、お楽しみください。

  • よいしょっと。への応援コメント

    車が家に降ってきたり自分が車で突っ込むと言う、車強奪系ゲームテイスト!からの心に深く刻まれた傷…でしたか。

    乙女心がわからないから事件が解決できない。

    それはわかっていないからこそ、見つけたものを正面から無遠慮に投げつけてしまうが故。

    それはお母さんの心の傷の原体験と同じ

    作者からの返信

    「君には乙子さんの気持ちが僕よりも分かるはずだから」という理由で事件を任された私ですが、私にも乙子さんの気持ちを汲み取ることはできませんでした。

    乙子さんを助けられなかった。全部が終わった後の辛さ苦しさを聞くことしかできなかった。その探偵としての無力さを、どう受け止めていくのか。どう受け止めるべきか。ここからは事件の後片付けをしていくお話が続きます。それは私の心を、どうやって整理すべきか、というミステリを解いていくストーリーでもあるのです。


  • 編集済

    読了です。久しぶりに探偵で清々しいお話を読みましたよ。

    似たようなシチュでわりとねっとりしたものを読んでしまった翌日の胸には、こういうお話がよく効きます

    作者からの返信

    ミステリは犯罪小説に起源を持つジャンルですから、人の闇を描きやすいんでしょうね。逆に人の闇以外のものを描きにくいのかもしれません。

    人間のドロドロした側面を描いたグロテクスな作品ばかりが、センセーショナルな作品ばかりが持て囃される[くだらない時期]というのは20世紀のアメリカでも長らく続いていまして。最近の日本も似た状況になってきています。

    このエピソードは、結局事件なんて起きていませんでした、というお話です。空回りです。コージーなお話のいいところを味わっていただけて嬉しいです。

    そうですねえ、このお話は探偵の活躍ではなく、平時の探偵の暇つぶしを描く小説として読むといいかもしれません。

  • よいしょっと。への応援コメント

    何だか救いのない話で切ないですね。
    お母さん、乙子さんの人生とは一体何だったのか、、、考えちゃいます。

    作者からの返信

    いいコメントですね。ありがとうございます。

    例えばですね、とある名探偵さんが殺人事件の謎を解いて、犯人が断罪されたとしても、それによって失われた命が戻ることはありません。

    探偵としての力がどれだけ優れていようと、その力が誰かを救うことに関して役に立つことはありません。

    ここから先は、しばらく後片付けのお話が続きます。

    が、その前に、プリン泥棒のコージーなエピソードを挟んでいます。肩の力を抜いて引き続き、お楽しみください。

  • やわらかいいのちへの応援コメント

    プロローグから第二章までを読ませていただきました!

    読みやすくわかりやすいことが好まれるweb小説界ですが、こちらの作品はあえて読者に媚びを売らずに挑戦状を叩きつけるような、大変な覚悟と意欲を感じます!もちろんweb小説はわかりやすさだけが要求されるものではないし、読み込んで考察するのが大好きな層も多数いて、その層にはかなり刺さる作品だと思いました。

    一貫して書かれているのは、事件の真実は妄想するのではなく、事実として書いてあると提示されていること。私は高校の頃、現国の先生に「作者が言いたい事はひとつだけであり、それは作中に必ず書いてある」と教わったことを思い出しました。

    文章の全てに意味があって、真実を探そうと思って読むのですが、自分の考えや妄想が邪魔をしてそこに辿り着くのは容易ではないと思い知らされます。

    例えば、由加さんが人差し指と言わずにお母さん指と言うのは、この事件の主題が「母」や「家族」であるという暗示なのだろうか。それとも由加さんの性格がふんわりしているだけなのだろうか。それともこれから義母になる由加さんのことなのか。疑いだしたらキリがありません。それも私の妄想かもしれない(笑)

    読者の知識欲を刺激しまくってもらえる作品だと思います。
    これからも執筆頑張ってください!

    作者からの返信

    いい着眼点ですね。1つの言葉や場面に注目して、その部分の意味や役割を考えてみる。文学研究においてもよく用いられる手法です。

    さて、お母さん以外の指で誰かを指し示すシチュエーションを想像してみてください。例えばお兄さん指、つまり中指1本。不自然ですね。

    確かにこの物語の中で「お母さん指」という表現は意味深な印象を持たれても仕方がないかもしれません。

    ただ動作を分析してみると、普通に[人を差す指]が[人差し指]であったというだけで、何も変ではありませんね。特に意味のない日常的な仕草です。中指で人を差すことに比べたら、自然です。

    この「お母さん指」という表現には、特別な意図が込められているのか、いないのか、どっちだと思いますか?

    結論を急がないで。
    考え続けてみてください。

    でも、もしかしたら、考えても無駄かもしれません。それも文学研究においてはよくあることです。

    「読み解こうとすることそのものの楽しさ」を、自分の(身ではなく)頭を以て体感してくださると、嬉しいです。

    城山さんには読解力があります。すごい読者です。その調子です。

  • コメント失礼します。

    まだ途中なのに圧倒されました。立ち直れません。書籍化してください。買います。

    人並みですが、紙で同じ事をやっても、きっと同じ表現はできないと思いました。

    ここまでずっとですが、言葉と表現が美しいと感じております。美しいが故に惑わされています。なんてコメントしたら良いのか分からなくて30分悩みました。

    すぐに立ち直って続きを読みます。





    作者からの返信

    とっても嬉しいお言葉、ありがとうございます。

    そうですねえ。このエピソードを電子書籍にするのであれば特に問題はないと思います。

    紙媒体に起こすとなると、最低でも見開き1ページに1単語という大胆で贅沢な紙の使い方ができるような大御所かお金持ちでなくてはなりません。

    あの部分の空白は長ければ長いほどに効果が出ますから、欲を言えばそこの空白のせいで本棚の1段をまるごと潰してしまうくらい、持ち運ぶのには不便が過ぎる本にして出版できたら嬉しいなあって思います。無理です。

  • 演繹的推理入門への応援コメント

    コメント失礼致します。

    意図のある段落の使い方に脱帽しました。

    丁寧で緻密なミステリーを楽しんでおります。

    きちんと読んでレビューを書きたいと思います。

    作者からの返信

    そこに気づくとは流石ですね。

    このエピソードにて記述されている探偵さんの長台詞は、探偵さんが発した言葉そのものではなく、探偵さんの発言を語り手である私が解釈して分かりやすくまとめ直したテキストとして記述してあります。その証拠にカギ括弧→「」これが付いていませんからね。

    こうした技法は三人称の語りですと「自由間接話法」という用語で説明できるのですが、一人称の語りでこれをした時にはどのような効果が出るのかなと試してみた感じです。

    その「効果」の回収は、第4章から挑戦し始めています。どのように決着していくのかは、私にもまだ思いついていません。


  • 編集済

    興味をそそられる事件なのですが、ちょっとセリフが続き過ぎてどれが誰の言った台詞なのかが読み解きにくい感じはあります。

     そのキッチンの奥から出てきた成人男性も何者だろう? 警察関係者で探偵さんの協力者、とかなのかな?

    追記:確認しました。確かに「キッチンに避難していた成人男性のほうの探偵さん」でしたね。スミマセン

    作者からの返信

    読み解きにくいと思いますよ!
    でも論理的に読み解けますよ!
    読み解けたらあなたはすごい!
    あなたは読解力ある読者です!
    ということになります。

    私はカクヨムのプロフィール画面にも書いている通り「じっくり読み込み、さらに読み返すことを要請してくる作品が好き」なのです。

    ちなみに「キッチンに避難していた成人男性」は、「キッチンに避難していた成人男性のほうの探偵さん」です。本文テキストを確認してみてください。

  • 演繹的推理入門への応援コメント

    さらっと結婚した!?独特の空気感が癖になりますね。

    作者からの返信

    そういえば、私と探偵さんが結婚したのはこの時でしたね。それみたいに、物語の本筋とは関係の無いところで、そういうよくよく考えると不思議なことや、無視するには重大すぎることがいっぱい書かれています。

    字数を増やせば増やすほど、そういうサイドストーリーを組み込んだテキストを書きやすくなって、とても楽しいんですよね~。

  • 比喩とかではなくリアルに車が!?
    なんて恐ろしい呪いなんだ…。事件だけでなくこっちの謎も気になります。

    作者からの返信

    この小説、謎の筋は1つじゃないんですよね。不可思議で不条理に思える現象を、目を逸らさないでじっと見つめ続ける姿勢が、探偵にとって重要な心構えです。

  • 前の話が随分重たかったので(それでも面白かったです!)閑話休題が入ってすごく心も休まりました……

    作者からの返信

    休憩スペースにようこそ!ここでじーっくり心を休めてくださいね。

    続くエピソードは急激に重たく暗くなるわけではありませんが、徐々にハードボイルドになっていくので、読んでいて辛くなっちゃったら、ここに戻ってきていただいても大丈夫ですよ。

  • 演繹的推理入門への応援コメント

    アメショーのくだり、最高に探偵してるし、由香さんも翻弄される助手すぎて面白い通り越して感動しちゃいました~

    作者からの返信

    天才探偵と助手。ミステリでバディを組ませるなら、こういう関係も書いていかないと勿体ないですからね…!

  • よいしょっと。への応援コメント

    何度も怨嗟の文字を書きながらも、チラシを破らないように丁寧に消し続けるというその病的な執着心が、ぞっとするも人間らしくて素敵でした……。

    作者からの返信

    おもちゃの包丁を握っても、人をあやめる力を得たことにはなりません。どうように、どれだけ恨みの言葉を書いて、消して、また書き直すことを繰り返しても、その思いを叶えるためには行動が不十分です。

    でも、そういう「おまじない」で、気持ちが楽になるところがあるのも、また事実だと思います。

  • Xよりお邪魔しました!

    安楽椅子探偵ものらしく、あっけらかんとした様子の探偵さんがすごく素敵ですね!
    しかも有栖川有栖みたく、作者様の今までの記録を書き記してくださってるんですね!

    ミステリー大好きなので、ゆっくり読ませていただきます~。

    作者からの返信

    探偵なら変なこと言ってないで推理してくださいよ!って起こりたくなっちゃう憎たらしさがありますよね…。

    ゆっくりじっくり、探偵さんや世界の謎に振り回されながら、楽しんでいってください!

  • Xで読んでくれ〜! って言ってたから、早速遊びに来てみました(笑)
    100%探偵さんが食べてるじゃないですかヤダー! ヒトノセイ スルノ イクナイ

    作者からの返信

    わぁーっ!朽木さん大好きです!コメントありがとうございます!

    探偵にあるまじき非道、許されない大罪ですよこれは…。

    この後、探偵さんとは私のプリンを半分こしました。


  • 編集済

    ふふふっ (*^▽^*)
    探偵さん、うっかり白状しちゃっていますね。

    作者からの返信

    ひっさびさのコージーミステリ、楽しんでいただけて何よりです。

    あなたも真相に辿り着いたようですね。おめでとうございます!

  • まさかの超常現象? それでも、しれっと生きて顔を出す探偵さんがユニークです。しかし本当に呪いだとすれば、いったい誰にかけられたのか……まさかの助手さんだったりして(^0^;)

    作者からの返信

    安楽椅子探偵の呪いですね。

    探偵さんは、事務所の外に出ることが出来ません。怠け者加減に拍車をかけている腹立たしい呪いです。いつか克服してほしいですね。

  • 10年前のチラシ――色あせたりしていないのであれば、なかなか気づきませんよね。さすがは探偵というだけあって切れ者です。いきなり助手に丸投げしようとするのはどうかと思いますが(;^_^A

    作者からの返信

    私の観察の精度がまだまだ悪くて、探偵さんから色々と叱られてるところですよね。お恥ずかしい限りです・・・。

    ね。ですよね。酷いですよね。探偵さんって怠け者なんですよ。

  • オチが秀逸ですね。こういう終わり方は好きです。
    できれば探偵さんの判断の決め手が知りたかったですね。他の可能性をどうして切り捨てたのか。そこを説明してくれると探偵さんの頭脳の閃きが、一層引き立つと思います。

    作者からの返信

    素晴らしいコメントです!ありがとうございます!

    言われてみれば不思議ですよね。偶然の一致にしては、話ができすぎているような気もします。どうして探偵さんはあのタイミングで推理を披露できたのでしょうか?

  • この、雰囲気クセになります!
    言わなくても通じ合っている相棒…素敵ですね〜

    作者からの返信

    通じ合えてますかね・・・?むしろコミュニケーションを盛大に失敗して大事故を起こしているような・・・。

  • 死ねるとしてもへの応援コメント

    他人から見たら極悪人であっても、その子にとってのいい父親であることは矛盾しない(真実はまた異なっているのかもしれませんが、私にはまだ分からないのであえて表面的に)。考えさせられることが多いですね。

    作者からの返信

    物語の核心に突き刺さる、とってもいいコメントです。

    恨み憎むべき極悪人が、愛し慈しむべき家族であることは不可能ではありませんよね。

  • 死ねるとしてもへの応援コメント

    最新話まで拝読させていただきました。

    家族ほど複雑な密室はないですよね。
    この事件がどのように解き明かされるのか楽しみです。

    連載応援しています。

    作者からの返信

    連載の応援ありがとうございます。

    家族って難しい関係ですよね。

  • 死ねるとしてもへの応援コメント

    こんにちは。拝読しました。

    ミステリーなのにゆったりとした表現が魅力的です。
    紅茶を味わう時の表現など、時間がゆっくりと流れている感覚になりました。

    父親の印象が民子ちゃんと「語り手」で違うのは、多様な面を持っている人間をどこから見ているのかで違ってきますよね。
    家族の内部にいるのか、それともある意味冷静でいられる外部から見ているかで変わってくるのは致し方ないと思います。人を語る時の難しさでもあります。

    マジックリアリズムの表現とミステリーが合わさって面白かったです。

    作者からの返信

    私には探偵さんのような推理力がないので、時間をかけて少しずつ、謎を解いていくことになります。

    辛抱強く、ゆったりとした時間の流れに今後ともお付き合いくださると嬉しいです。

    マジックリアリズムという言葉、恥ずかしながら今日初めて知りました。なるほどです。いいですね、響きもかっこいいですし。

    コメントありがとうございました。

  • 死ねるとしてもへの応援コメント

    読みやすい文章、余白、まろく優しい語り口。
    ミステリがあまり得意でないわたしでも一気にここまで読めてしまいました。
    申し訳ないくらいミステリ読み慣れていないので、己で考察したりがまだできない自らの成長度が惜しくはありますが、解かれていく謎をゆっくり追いかけていけたらと思いました。
    素敵な作品をありがとうございます。引き続き、ご無理なく頑張ってください!

    作者からの返信

    私の体調へのお気遣いありがとうございます!仕事の合間に皆さんの小説を読んでいるせいで目も心もボロボロになりつつあります。無理に強がらず、休み休み進めていこうと思います。

    余白。この小説は余白が多いですよね。数行のパッセージに続く一行のモノローグは(例えば、

    [お父さんたちに会いたい]

    などです)、前後の余白に挟まれて存在感が強まっていると思います。これは歌舞伎で言うところの見栄です。

    優しい語り口に騙されちゃ行けませんよ。私は「信用できない語り手」ですからね。

  • 死ねるとしてもへの応援コメント

    ここまで読ませていただきました。
    コーヒーや紅茶などの小道具や気持ちの描写が丁寧でいいですね。
    家族というものについて考えさせられました。

    作者からの返信

    小道具、いい表現ですね。そうです小道具です。この小説に登場するコーヒーや紅茶、クリームソーダ、おもちゃ包丁、チラシ。ぜーんぶ小道具です。

    描写が丁寧だと思えるのは、あなたの読む眼が丁寧だからですよ。いい読解をしている証拠であります。プロローグからずっと物語の根底に流れている「家族」の裏テーマを読み解いてもらえたのは、その慧眼によるものなのでしょう。わたくし、感服いたしました。

  • Xからお邪魔しました。
    お話すごく読みやすいですし、助手さん=作者さんだよはすごく続きが楽しみになります!
    美味しい珈琲片手にちびちび読みたくなりました。
    続きもゆっくり読ませて頂きますね!

    作者からの返信

    ゆっくりゆっくぅーりお読みください・・・。

    ところで、コーヒーは砂糖やフレッシュを入れて飲む派ですか?

    私はブラック派です。コーヒーそのものにだって、甘さやまろやかさはありますからね。

  • 随分、奇っ怪な呪いだな。こういう呪いにかかった人出てくるのかな

    作者からの返信

    安楽椅子探偵の呪いのことですね。

    探偵さんは事務所の外に出ることができないので、お買い物が必要なときは私におつかいを頼むか、通販で済ませちゃっています。怠け者さんを加速させている原因の1つです。

    他にも探偵さんって、変なところがいっぱいあるので探してみると楽しいかもですよ。

  • どうしたらいいのへの応援コメント

    サクサク読めるのに、まだ解決にならない甲野家の謎………とても面白いです。
    あえて伏せることで魅力を増すキャラクタたちに文を読む目が止まりませんでした。
    探偵と助手のバディものはこれだから面白い!
    探偵自身の謎も、語り手の助手の謎も、もちろん甲野家の謎もするすると解けていくのだろうか。
    これは追わねばならない小説が増えましたね……!!
    ミステリ好きですが書ける頭がないので羨ましいです、と同時に憧れます!!

    作者からの返信

    探偵さんはずっと家の中に閉じ込められてるのでなにもしてないですけどね。

    私自身にも謎、ありましたか…?な、なにを根拠にそんな言いがかりを…

    ってこれ、犯人の言うセリフみたいですね。そう、ご指摘の通り、私は「信用ならない語り手」です。テキストの中に嘘や誤謬がないか、気を付けながら読み返してみるといいかもですよ…?

    編集済
  • まず、タイトルが格好良くて惹かれました。
    私自身、あまり探偵ものの話を好んで読まないのですが、文章が大変読みやすいので面白く読めます。続きも楽しく読ませていただきますね。

    作者からの返信

    タイトル、かっこいいですか。それは、なんというか、ありがとうございますです。

    プロローグ、そして第1章のタイトルはすべて作中の探偵さんのセリフから取っています。

    そのエピソードの中で一番大切なワードが、それ。ということになります。

    大変読みやすいでしょう。そこには自信があります!持ち前の読解力で、あなたの小説も画面に穴が空くくらい精読しちゃいますからね。

  • 十年前のチラシ。
    オモチャのナイフ。
    不穏な雰囲気です。

    小学生の女の子は何歳なんでしょう?
    生まれた頃のチラシってゆーのが関係あるのかしら?

    続きが気になります。

    作者からの返信

    この物語はとある実際の事件を参考にしております。

    その事件の裁判記録に照らして考えるならば、小学生の女の子たちはそれぞれ当時11歳、8歳、7歳です。本筋にはそれほど関係ありません。

    10年も熟成された怨念。
    殺傷能力のない暴力の象徴。

    ここから先はグッと読解の難易度が上がります。心してかかってください。

  • どうしたらいいのへの応援コメント

    探偵さんの謎がめっっちゃくちゃ気になって仕方ありません!やっぱり謎解きバディものって最高ですね!

    それだけではなく、こんなに緊迫感のある文章を練られるのが凄すぎます。私までハラハラドキドキしてしまいました!これからも応援させてください!

    書籍化してほしいです……!

    作者からの返信

    書籍化してほしいだなんて、これ以上ない嬉しい言葉をありがとうございます!

    謎解きもの…として楽しんでいるのでしたら、ひょっとしたら私はあなたに謝るべきかもしれません。

    ハラハラドキドキしながら読んでいただけているのは、とっても嬉しいです。私と一緒にクヨクヨモヤモヤと悩みながら読んでいただけると、心が軽くなってありがたいです。

  • 読ませていただきました。
    探偵ものというジャンルはなかなかいいですね。
    私も仮面ライダーWや名探偵コナンとか好きなので、それに近いものもしくは全く新しいジャンルのものをこれから見せてくれると思うと楽しみです!

    作者からの返信

    これからさきも、これまでのテキストでも、ミステリ好きならなおのこと、読み返していただく度に楽しんでもらえることだろうと思います。

    実は「チラシ」のことを「手紙」と呼ばせているのは、世界初の名探偵であるデュパンが3番目に(それが最後ですが)取り扱った事件が盗まれた手紙を探すという内容になっていまして、そのオマージュとして第3話に無理やり「手紙」を登場させた形になっています。

    ミステリの文学史的なネタをあちこちに散らしてあるので、それも探していただくのもかなり楽しいと思います。

  • 読ませて頂きました。

    身近な小事件を解決していく探偵、今まで見た事ないジャンルで新鮮さを感じます。
    古典部シリーズのような雰囲気になって行きそうな予感。

    普段ミステリーを見ない方でも入り口としてかなり入りやすい部類だと思います。

    文章も堅苦しくないため読みやすくスラスラと内容が頭に入って来ます。

    キャラクターも探偵ではなく助手視点といった所に工夫を感じました。
    かっこいいキャラを読者目線で共に見て行く手法は非常に臨場感を覚えます。

    作者からの返信

    日常的な風景に潜む違和感、初心者向けのミステリ、読みやすい文章、助手の視点。心懸けているポイントに数多く言及いただいて嬉しい限りです。

    まあ、探偵さんはコーヒーを淹れるのが上手で、それなりに顔も良くてお金持ちではありますが、事務所の外に出られない怠け者さんなので。かっこいいかと言われると首を傾げちゃうところです。

    今後とも私たちをよろしくお願いします!

  • よいしょっと。への応援コメント

    ホームズが化学と犯罪にしか興味を示さないので女性の心情に気付かず解決出来なかった事件がある話に結び付けた謎に興味を持ちました。ちなみに『新世代邪神』「忌まわしく抜け出たいなら転生を」にもホームズ関連の記述があるので、何か参考になるかもしれません。

    作者からの返信

    確認してきました。そうなんですよね。ホームズさんの知識はかなり偏っていまして、文学や天文学や政治の話などなど、世間のあらゆる常識を、記憶から捨ててしまっているのですよね。

    だから、名探偵だと囃し立てられたことで調子に乗って、[自分には解決不可能な事件]に手を上げてしまった。だからホームズさんの仕事には失敗したものがいくつもある。そういう話になっています。

    探偵の真の素質とは、謎を解く能力の高さではなく、謎を謎として見つめ続け、結論を急がないでいられる根性なのです。

  • どうしたらいいのへの応援コメント

    コメント失礼します。
    本格ミステリーという事もあり、各話毎のタイトルや登場人物の台詞。さらには、語り部となっている「由加」さん視点の行動描写。
    そのどれもが、今後の伏線となっているのか、事件解決への糸口に繋がっているのかな…?と色々勘ぐってしまいますね。そして、所々読み手に「あれ?」と思わせるような違和感がちりばめられていて、確認のためにもう一度以前のページへ戻る、といったことを繰り返していました。
    事件の全貌、解決までの道筋、とても面白く、続きが気になるお話です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    着眼点が極めて好ましいポイントになっていますね。その調子で今後も読み進めていただければ、この小説を最大限まで楽しんでいただけると思います。

    探偵の仕事とは、「人々の不安を解く」ことです。その観点から言うとしたら、まだまだ、事件を解決し切れたとはいえませんね。

    もう少しだけ、甲野家を巡る事件にお付き合いください。

  • どうしたらいいのへの応援コメント

    あまりミステリーは読んだことがない(怪人二十面相シリーズくらい)なのですが、楽しんで読ませていただきました。

    一見、魔法のように見える事件。ファンタジーな描写にどのような真相が隠されているのでしょうか?

    それと、探偵に振り回される助手はやはり良いものですね。

    作者からの返信

    「魔法のように」
    「ファンタジーな」

    いい言葉ですね。使い勝手のいい言葉過ぎて危険です。

    [不可能かどうかを決めるのは由加ちゃんの常識じゃなくて、足跡がここで途切れてる現実であるべきだと思うけど。]

    不可思議なものや、理屈で説明の付けられないものを[非現実的]として考えの材料から外すことは、現実を自分なりの常識を通じて眺めてしまうことと実質的に同じです。

    バイアスのかかった色眼鏡で世界を視ていると、いずれ手酷いしっぺ返しを食らっちゃいますよっ?


  • 編集済

    どうしたらいいのへの応援コメント

    事件の真相は? 探偵さんは何者なのか? 本格的なミステリーの様相を感じさせながらも、空回り気味の由加ちゃんをどこか応援したくなる、そんな親しみやすさも持ち合わせた、面白くてかつ読みやすい作品に感じました。続きが楽しみです。
    本題からはそれますが、「自分なりの仮説をかき集めて…」のくだり、推理だけでなく日常生活でも気をつけないといけないですね…。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    謎だらけですよね。本当に謎だらけです。その謎だらけな状態に身を置き続けられる根性こそが探偵の素質である。そう探偵さんは言っていました。

    でも、分からないことを考え続けるのって、ストレスが半端じゃないですよね。それが凡人探偵と名探偵を分ける境目だとも言っていました。

    このシリーズとは別枠になりますが、『私の方がミステリ好きだぞっ!』というエッセイにて、論理のお勉強ができるコーナーも作ってあります。

    物語を楽しめで、ミステリの解決のために一緒に悩んで唸って、おまけに論理の知識も付いて国語力もアップ!この小説はそんなお得な作品なのです。

  • X見て お邪魔しました。

    安楽椅子探偵ですね。
    名前が未出で助手が藤井由加。
    オシャレな演出だと思いました。

    続きが気になります。

    作者からの返信

    続きが気になったらどんどん読んでくださいっ!

    すみません、圧が強すぎますね。

    そうです。作品中の探偵さんの助手、それが私、藤井由加でございます。

    えっと、探偵さんの名前って未出でしたか?

    あっ、本当ですね。テキスト内にはありません。まあ、どうせならこのまま内緒ってことにしておきましょう。

  • どうしたらいいのへの応援コメント

    ミステリーものって普段全然読まないんですけど、面白いッスね!! 読み慣れてる人からすると全然なっちゃいない展開予想とかしてるんだろうけど、個人的にはとっても楽しめました!!

    作者からの返信

    私の小説を楽しんでいただけて何よりです。

    そうですね。ミステリ初心者でも読みやすい文章を心がけて書いているので、面白いと言っていただけて、しかもこんなにもサックリと読み進めていただけて、読みやすい文章になるよう苦心した甲斐がありました!とっても嬉しいです!

    第1話でのあなたからの応援コメントに対しての返信でも述べたように、この物語は私の備忘録に記された内容を元に創作されています。

    これまでのエピソードに、現実のお話として読むには少々不可解な点が結構ありませんか?

    改めて読み返してみてもきっと面白いですよ。私は、[じっくり読み込み、さらに読み返すことを要請してくる作品が好きです]ので。

  • まず1つ、キャラ名を作者の名前にしてるんすね! ユニークだと思います!

    作者からの返信

    この作品は、私の備忘録を元に作成しています。






    このお話は私が見聞きした現実のお話として読んでほしいです。

    物語の中で、謎が多すぎて途方にくれてしまう情けない私の姿が何度も描写されることになると思いますが、その時は私と一緒に、「考えても分からないこと」の苦しみを分かち合っていただけると、私の心が少し軽くなります。

    ご協力をお願いいたします。

  • 照れるのが可愛いですね

    作者からの返信

    やめてください。

    あっ、いえ、可愛いと言われるのは嬉しいのですが、同時にちょっと嫌です。

    いえ!やっぱり何でもありません!気にしないでください!

    編集済
  • よいしょっと。への応援コメント

    この話は虐待の話のようなので、好みではあるのですが、どうも全貌がつかめていないような気がします。
    娘が虐待父に復讐した話で良いのでしょうか?

    作者からの返信

    やっぱりそう思いますよね。私も初めはそう思ってました。

    でもその回答では、間違いなく乙子さんから「きっと、あなたに私の気持ちなんて分からない。」と言われてしまうと思います。

    質問に質問で返してしまい、恐縮なのですが、これが復讐の物語ではないとしたら、いったい何のお話なのだと思いますか?

    乙子さんが包丁の返却を拒否した理由が解明できたら、その謎の答えが見えてくると思います。

    回答の根拠はこのエピソードまでのテキストの中にありますよ。国語試験の問題に取り組むつもりで、挑戦してみてください。

    編集済
  • 優しい文体が作品の雰囲気に合っていて好きです。
    しかし、何やら不穏な空気……先の展開が楽しみです

    作者からの返信

    発生している事件の重大さだけにしか注目してない誰かさんとは違って、不穏な空気を読み取ってくれているとは…。この作品をじっくりと読み込んでくれたんですね。とっても嬉しいです。

    ちなみにこのエピソードは、戦後日本で起きた教科書に載るくらい有名な事件を参考にしています。元ネタが何なのか探してみると、もっと楽しいと思いますよ。