あとがき

あとがき



株式会社童貞をお読みいただき、ありがとうございました。


ちょっとだけ登場人物の名前について解説します。


気づいていないかたもいらっしゃるでしょう。


第一グループ

田中一郎

佐藤彼方

洞地爽香(うろちさやか)

大童貞男


第二グループにご注目。

海野美羽

木佐みさき

川田和香

白平博


さて第二グループをひらがなにすると

うみのみう

きさみさき

かわだわか

しろひらひろし



もうおわかりでしょう。

登場人物は基本的に「たけやぶやけた」的な回文の名前なんです。

他にも

司正勝

川田定若(和香の息子)

香弓ユカ(株式会社ショッピングジョイの副社長)

木佐早紀(みさきの妹)

佐巻明正部長(営業)

土佐正人(部下)


などもいます。



さて、現在の日本では、結婚したらどちらかの苗字が代わります。


佐藤彼方さんが結婚すると、田中彼方になります。

これで回文です。


ですから、名前で、彼女がメインヒロインになることが決まっているのです。


…と言いたいところですが、ここでジョーカー、洞地(うろち)爽香が出てきます。


もし一郎が婿入りすると、


洞地一郎(うろちいちろう)

となって、これもありうる未来になったんです。


この場合、生まれた息子、道郎もうろちみちろう、となります。


なので、爽香は回文ではないんですが、田中をゲットする可能性がありました。

最終的には彼女は栢崎さんと結婚し、栢崎爽香(かやさきさやか)となりました。



ついでに、大童貞男は、結婚して織田貞男となり、こちらもめでたく回文となりました。


踏み台になったのは織田真理でした。おだまり!

彼女は結婚したけど織田のままですね。


あとは、みさきの息子は正樹くんです。

いつか、木佐の苗字を名乗ることになるでしょう。


みさきが離婚して、というのでないことを祈りましょう。

まあ、事情はいろいろありますしね。 ある作家の息子さんは、その苗字を使いたくないので、母親の苗字を名乗っています。



実は、名前の回文が最初に出ているのは、以前書いた

「ぼっちの俺に学校中の美女がキスを求めてくる件  もはやキスソムリエを名乗ってもいいですか?」

https://kakuyomu.jp/works/16816452220933613251


に出てくる主人公の妹、三重野笑美(みえのえみ)のキャッチフレーズがあります。


「上から読んでもみえのえみ、下から読んでもみえのえみ、そんな私はみえのえみ」

というものでした。



そのころから回文の名前を考えていまして、その続編の

「クラスで5番目以下の残念少女が学園のアイドルになってしまった? 元当て馬、白石真弓の覚醒」

https://kakuyomu.jp/works/16817330647889376355

でも、尾中孝直なども登場しました。



「猫を助けたら俺の部屋が魔法少女のたまり場になった件」

https://kakuyomu.jp/works/16816700429341310438

でも、有馬マリアという登場人物がいます。



こんなお遊びも面白いですよね。




これから、ちょっと短編を書こうとか思いまsう。


あと、本作品で冷遇された((笑)織田真理さんも登場させてあげようかな、と思っています。


本作品は、毎日更新を達成できた、ということでも思い出深い作品になりました。

無理して誤字が多い日もありました。お許しください。


皆さま、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


愛田 猛 拝









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株式会社童貞 愛田 猛 @takaida1

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