第3話 破壊命令
≪この小説はフィクションであり、実在の人物や団体などとは関係ありません。≫
「総理、緊急事態です、〇国の宇宙ステーションが地上に落ちてきます」
「何故だ? 落下予想地点は何処だ? いつ頃だ?」
「〇国からは何の通告もありません、現在精査中ですが、日本の中部地方に落下しそうです、あと数十分後かと・・・」
「陸上自衛隊と海上自衛隊に、落下してくる宇宙ステーションの破壊命令を出す、対処を急げ、海上で、排他的経済水域内の上空で破壊だ、間に合わせろ」
「了解しました」
「新Jアラートシステム発令急げ、あとは今月に発足した『超広域災害救助隊』にも緊急出場要請だ、浜名湖と諏訪湖、琵琶湖に配備した新装備の『消防飛行艇 すいしん』が飛ばせるかも確認しろ、落下した破片で事故や山火事が発生するぞ」
「了解しました、新Jアラートシステム発令、超広域災害救助隊にも緊急出場要請します」
総理官邸は、この日、全く想定していなかった、原因不明での宇宙ステーションの大気圏再突入で、緊急事態の対処に追われることになった。
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