【ひとやすみの星】あの彗星と縁の話

 彗・シャ・結 シャア三部作です。


 当時いた部署が、そこへ配属されたと知られると


「大変だよ」

「大丈夫?」と100%心配される部署でした。朝一で電話が鳴ると「葬儀屋さんか警察だと良いな」と考えながら出るような課です。心配して生存確認しにくる元上司なんかもいました。


 仕事でメンタルを削られる分、執務室では全く関係の無いバカみたいな話をして毎日ゲラゲラ笑って過ごしていました。本当に楽しかったのですが三月末の辞令で係長と二人だけが残留、私を含む残りの係員がバラバラに異動になることが決まりました。それから四月の異動まで「嫌だ嫌だ、此処にいたい」と嘆き合ったものです。



 余談になりますが、


 このシャアの話を別サイトで書いていたブログに載せたことがありました。その直後からアクセス数が激急増しました。人によっては取り憑かれたように10年以上前の過去記事まで読み込んでくださる勢い。


 色々と端折りますが怖くてアカウントごとブログは消しました。今なら「シャアは数字持ってるもんな」くらいに構えられたのかなと少し思います。


 

 現在では無言の読み専さんが来てくれるのが大変嬉しいです。千話単位で小説をフォローしている中、更新すると読みに来てくださいます。前回の更新から一週間以上も経っているのに(ほんとすいません)、最新話を見てくれた痕跡PVがあるだけで嬉しい。♡が欲しいだけの、読んでもいない♡なんかより。これは長編を書いて知った読んでもらえる喜びでした。


 

 ちなみにカクヨムでも、何か更新したら早々にPVだけ1増えて何のアクションも無いという怪奇現象は毎日あります。


 ブロックしてる人かしら( ・∇・)何を更新しても毎回必ず一番に見には来てくださいます。ありがとうございます。




********************



 何日か前に現在の配属先へ、当時一緒の係だった男子が担当されている患者さんの手続きの為にやってきました。シャで「かっこいい」と呟いて私を一日中ツボに落とした戦犯です。


「今どう?」

「キツい、件数は減ったから仕事は楽になったのに」

 

 そういえば残留した子も愚痴をこぼしていた。今は楽しくないんだって。真面目な人しかいなくて癒しが無いのだそうだ。あの頃はふざけた人しかいなかった。


 手続きの短い間にそんな話をして彼とは「またね」と別れました。

 


 そのすぐ後、更に前の部署にいた時分よくお話ししたパートのお姉さんと遭遇。お姉さんは短期のパートさんなので何回か部署を変わっていました。


 せっかく会えたのに


「明後日で此処は最後なんですよ」とのこと。でも


「絶対会うと思うから、またね」と言ってくれて別れました。



 またね。そうなるのでしょう。


 次長は何度異動しても絶対に同じ部署。なんならライブで東京に行った時に上野駅で会ったこともある。



 以前に「縁が無い話」を書きましたが、あるところにはあるんだよねと思う話でした。


 それでは皆様、2024年はお世話になりました。

 ありがとうございました(∩´∀`)∩



 











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