「モニカはモニカでつ!」――このひとことに、思わず心を射抜かれてしまいました。
末の姫君モニカは、まるで硬直した王国の空気にそっと吹き込む春の風のような存在です。人と魔界の狭間で心を閉ざしてしまった兄ヘイエル。策略と責務に押しつぶされそうな姉リジェル。そんな大人たちの静かな均衡を、モニカの無邪気な好奇心とまっすぐな自己肯定が、ふわりとやさしく揺らしていきます。
特に心に残ったのは、地下牢で封印されていた伝説の魔獣ケルベロスに向かって、モニカが「いいひとでつ!」と笑顔で懐く場面。百年ものあいだ誰にも触れられず、恐れられてきた存在の心を、幼い少女のまっすぐな一言がゆっくり溶かしていく様子に、静かな感動を覚えました。
そして、ぬいぐるみほどに小さくなったケルベロスが「乗りぃ」と背を差し出す場面には、愛しさがこみ上げてきて――思わず、絵本にして飾っておきたいほどです。
モニカにとって、大人の事情も王国のしがらみも、ただの風景にすぎません。けれど、彼女の「仲良くしてほしい」「あそびたい」という願いが、確かに世界を少しずつ変えている。そのやさしい軌跡が、この物語には丁寧に描かれていて、読むたび心がほどけていくのを感じます。
続きがどう展開していくのか――楽しみでなりません。
どこまでも純粋でまっすぐな心を持ち、周囲を幸せにする小さなお姫様、モニカ。
あらゆるものを愛し、あらゆるものから愛される彼女には怖いものなんてありません。
周囲の大人がとらわれている様々なしがらみも、幼女には関係なし!
思うがままに発言し、思うがままに行動し、時には天真爛漫な暴走も……
その様子がとにかくかわいく、読んでいて幾度となく癒しをいただきました。
作中ではそんなモニカの行動がなんと国を動かす大きな出来事にも繋がっていくのですが――そこはタグにもある通りのハッピーエンド保証。安心して物語を読み進めることが出来ました。
舌足らずな彼女が生み出す、独特の「モニカ語」も要チェック!
良質のほっこりに溢れたかわいいお話を、ぜひお楽しみください。
モニカは5歳のお姫様。
天真爛漫。
やりたいことは我慢せず(できず)、大人の事情はそっちのけで暴走気味。
舌っ足らずの喋り方は可愛らしくも、見ようによってはあざとくも見える。
けれども、モニカは、魅力的。
なぜって、彼女の芯には優しさと思いやりがあるから。
子供なりではあるけれど、大切にするべきものをちゃんと大切に出来る。
好きなものを好きと言い、守りたいものを守りたいと言う。
彼女が放つのは、明るく眩しく、子供なら皆持っているはずの無邪気で素直な光。
だからモニカはかわいい。
皆、モニカが大好き。
彼女の光が、周りを明るくして、この子が曇りなく笑っていられる世界を保とうという気持ちになれる。
基本コメディーでクスクス笑える物語ですが、丁寧に書き綴られた文章の奥に、世界よ穏やかに平和であれという作者様の願いが強く込められているように感じます。
ただかわいさを満喫するだけでも楽しめる物語ですが、奥深い世界観もじっくり楽しめる作品だと思います。
オススメ致します。
主人公のモニカちゃんが可愛くてしかたないんです。
お婆さんの私は、物語だってことも忘れて、もうすっかり彼女にメロメロになっちゃっています。
幼いモニカちゃんのたどたどしい言葉が、何ともいえなく愛らしいんでつ。
恐れを知らないやんちゃさんのお姫様に、毎回ドキドキしちゃってるんでつ。
大魔獣だったケルスをお友達にしちゃって、大切なお使いに出かけるんですが・・
その道中で、関西弁のケルスとの会話が、これまたとっても楽しくおかしいんでつ。
このモニカちゃんの「~でつ」という話し方も、読んだ人は「きっと真似ちまつ、でつ」 だってかわいいんだもの!!
癒され、笑わされ、楽しまされて、そして私はと~っても嫉妬させられているのです。
こんないい作品を創り、こんな可愛いモニカちゃんを生み出した作者に、私は嫉妬せずにはいられません。
いや、嫉妬してないで感謝しろ? ですよねえ、ありがとう歩さん!!でつ。
モニカの周りはどこまでも平和で勉強のない世界!!
物語は王国からの手紙により、不穏な空気に淀み、緊張感で張り詰めたような空気。魔界からの使者が来るのだと言う。円卓閣議が為され、物々しい空気で大人たちはてんやわんやのおおわらわ。しかしモニカだけは徹頭徹尾変わらない。そうなんです。この物語の主人公《ヒロイン》はモニカなのです!周囲は勝手にあれこれ騒ぎ立てているが、モニカだけはモニカの時間が流れており、モニカの世界が広がっているのです。
それがモニカISM!!イズム!!
刮目せよ!!これがモニカだ!!
勉強なんて、嫌いでつ!!
と、言うお話です。なので、みんなでモニカちゃんを愛でましょう!!