気配と噛みあと。

動物と暮らす些細な日々。

どこかでかすかな“平穏”終わりの予感を漂わせながら、
咲いた散ったの桜の花びらの光景と併せて、
しっとりと読ませてくれます。

この子とこうしていられる幸運を噛みしめて。
今日も明日も続く命の瞬きを、追いかけていたいと
思わせる作品でした。