深く沈んだ心を救うアヤカシは、まるで雪月夜

月城家に利用され、アヤカシの贄にされた主人公の閉ざされた心は、どうしたら解かれるのか?
旦那様となった、アヤカシの可愛くも優しい心が届かないもどかしさが切なく、閉ざす心にもまた共感を覚え、縮まりそうで縮まらない距離感が、ソワソワさせてくれます。

狐のアヤカシである詩のお茶目な行動や仕草は、萌!
人であり、アヤカシに差し出された紬の態度は、辛辣!

果たして二人の心は通じ合えるのか? 期限は1年。
旦那様頑張れと応援したくなる、ちょっとシリアス寄りなお話。

周りのアヤカシも個性豊かなので、ぜひぜひ楽しんで欲しい作品です!!