色鮮やかなバビロニア世界が目に浮かぶ

彩豊かなバビロンの都。その都の神殿に使える巫女と少女。
彼女たちに、忍び寄る暗い影。

優しい人々に囲まれ育った彼女たちは、影に立ち向かおうと決意する。


バビロニアの豊かな都の様や、それを神々に感謝する敬遠で純朴な人々が生き生きと描かれています。
9話時点では、まだ遠い雷雲のように影の存在は定かではありませんが、徐々に不穏になりつつあり、対する人々の優しさや善性が、光と闇の対比のように描かれています。


神々がまだ身近だった時代。古代の風を感じるこの物語の続きが楽しみです。

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