概要
見られたって誰にもそれは、何なのか分からないし救えない。
年中霧による視界不良を起こしている町で暮らす、高校生の涼穂(すずほ)は、両親の出張により一人で生活する事になった。
急な自由に上機嫌で学校からの帰路に就く涼穂(すずほ)だが、誰もいない筈の家に潜んでいた何者かによって、玄関に引き摺り込まれる。
その何者かとは、遠方で暮らす涼穂(すずほ)の兄の恋人、矢花(やばな)だった。矢花(やばな)は初対面の涼穂(すずほ)に異様な好奇心を抱いており、次々と質問をぶつける。
涼穂(すずほ)は恐怖に硬直してしまうが、友人の赤瀬に連れ出され難を逃れると、二人で矢花(やばな)の目的を調べる事に。すると霧の中に、輪郭程度しか分からない人影を見つけた。目を離すと近付いて来る上に、涼穂(すずほ)にしか見えていないらしい。
この人影は何なのか。矢花(やばな
急な自由に上機嫌で学校からの帰路に就く涼穂(すずほ)だが、誰もいない筈の家に潜んでいた何者かによって、玄関に引き摺り込まれる。
その何者かとは、遠方で暮らす涼穂(すずほ)の兄の恋人、矢花(やばな)だった。矢花(やばな)は初対面の涼穂(すずほ)に異様な好奇心を抱いており、次々と質問をぶつける。
涼穂(すずほ)は恐怖に硬直してしまうが、友人の赤瀬に連れ出され難を逃れると、二人で矢花(やばな)の目的を調べる事に。すると霧の中に、輪郭程度しか分からない人影を見つけた。目を離すと近付いて来る上に、涼穂(すずほ)にしか見えていないらしい。
この人影は何なのか。矢花(やばな
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