影幽譚～英雄とは語られずに～

影幽（えいゆう）
　己の影を実体化させる能力。
　主に三つの形態に分けられる。
　影を無機物に変える「投影」
　影で有機物を生み出す「残影」
　影で辺りの空間を支配する「影響」
　人類に無自覚に潜在している力であると言われており引き出すためには特殊なアクションが必要。
特殊なアクションの例
・詠唱「影、幽かな虚ろから実に」
・自傷行為
・他の影幽を知覚する
など

黒尾 連音（くろお れおん）
　黒曜石のような少年。
　私立天原学園高等部二年生。
　幼い頃から影幽を操る異能者。
　正義感が強く人の生死に敏感。
　影幽を巡る戦いによって起こった父親の死が強く影響している。
　今の影幽は父親から受け継いだもの。
　影幽の能力は「投影」
　影が変化したどこまでも薄い刃は何もかもを断つ。

条奏院 …続きを読む