あなたにはあなたにしかできない役目があって、他の誰かに何を言われたって自分を誇れば良いのだ!この春に、新しい世界に飛び込む人に読んで欲しいです。
均等に分けられた四季。けれど、人間たちは「冬が短ければいいのに」とぼやく。その言葉に傷つく冬の妖精。それでも、仲間がいて、仕事を誇りにしていたのに、その仲間からすら疎まれていたことを知る。…続きを読む
まるで私たちの棲む世界を投影しているかのような美しい四季感と、その失いかけそうな危うさを内包した見事な描写力が秀逸です。 これからの未来、急激な温暖化により雪を温かく感じる季節はきえてなくなるか…続きを読む
四季をつかさどる妖精たち。しかし冬の妖精だけは、人々から嫌われているようで……?美しいファンタジー。それでいて、根底にあるのは、「人から必要とされる事」「信頼とは何か」「自分の存在と…続きを読む
昨今目にする機会の増えた『ファンタジー』を冠する諸々の作品たち…しかし、本作品はあらゆる要素ばかりでなく、叙事詩的であり、かつ、人々に教訓をもたらすもの。また、妖精という象りと、人々という等身大…続きを読む
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