これこそがファンタジー!

昨今目にする機会の増えた『ファンタジー』を冠する諸々の作品たち…
しかし、本作品はあらゆる要素ばかりでなく、叙事詩的であり、かつ、人々に教訓をもたらすもの。
また、妖精という象りと、人々という等身大の事物をもって、我々の抱える危うさを見事に描き切っています。

ともすれば宗教色に染まりそうな訓話を幻獣や妖を通して情感豊かに語る作風は、とても好感がもてます。

この素敵な作品に感謝と賛辞を

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