私たちはそれぞれ違うが、その誰もがなくてはならないんだ
- ★★★ Excellent!!!
均等に分けられた四季。
けれど、人間たちは「冬が短ければいいのに」とぼやく。
その言葉に傷つく冬の妖精。それでも、仲間がいて、仕事を誇りにしていたのに、その仲間からすら疎まれていたことを知る。
「きっと、私はいらないの」
そう言って冬の妖精が去った後、世界は…
何かが疎ましく見えたとしても、それにはきっと意味があり、喜びがある。
それは季節だけではなく、自分の意思で選択出来るもの全てに言えることでしょう。