私たちはそれぞれ違うが、その誰もがなくてはならないんだ

均等に分けられた四季。
けれど、人間たちは「冬が短ければいいのに」とぼやく。
その言葉に傷つく冬の妖精。それでも、仲間がいて、仕事を誇りにしていたのに、その仲間からすら疎まれていたことを知る。


「きっと、私はいらないの」

そう言って冬の妖精が去った後、世界は…

何かが疎ましく見えたとしても、それにはきっと意味があり、喜びがある。
それは季節だけではなく、自分の意思で選択出来るもの全てに言えることでしょう。

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