概要
恋心さえ絡まなければ、きっと仲良くなれたはずだった――。
見習い魔法使いのエルーナは、通っている「王立アーリエ魔法使い養成所」の近くに家を借り、恋人のアルヴァーンと同居している。週末の深夜、その家に同級生のミハンナが訪ねて来た。普段と様子が違うミハンナは「アルヴァーンに会わせて欲しい」と頼んできた。
※「KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~」参加作品です。
※連作短編の七話目です。「リトルウィッチ・ランナウェイ!」というシリーズ名タグを設定しておりますので、別の話が気になる方は覗いてみて下さい。
第一話「見習い魔法使い、はじめの一歩」
https://kakuyomu.jp/works/16818093072847943748
前話「秘密の真相、信頼と告白」
https://kakuyomu.jp/wor
※「KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~」参加作品です。
※連作短編の七話目です。「リトルウィッチ・ランナウェイ!」というシリーズ名タグを設定しておりますので、別の話が気になる方は覗いてみて下さい。
第一話「見習い魔法使い、はじめの一歩」
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あなたと対等であるために
アルヴァが好きで、かつてエルーナに決闘を申し込んだミハンナがやって来た。
「わたし、養成所を辞めることにしたの」
平民のミハンナは、養成所を辞めたら二度とアルヴァには会えない。
アルヴァは冷たい態度をとるが、エルーナは初めて自分のことを「エル」と呼んでくれた彼女を思い出す。
エルは彼女のために、何かしたいと思うが、ミハンナはお金などの形は受け入れないだろう、と考える。そこに…
何らかの別の形なら、別の関係を築けたかもしれない。
けれど後からでも、混ざり合わない虹色の蛋白石のように、新たな関係を付け足したりすることは出来るかもしれない。そんな予感を感じさせます。