人には、知らせたくないことがある。
大人になったなら、なおさら。
それは自分のためじゃなくて、自分より弱いもののためだったり。
だけど、そんなことは知らないエルーナは、自分の中で知っている限りの可能性に不安になり、また教えてくれない両親に不満を抱えていました。そこで暴いてしまった、母と自分を繋ぐ秘密…
自分のしでかしてしまったことに落ち込んだエルーナは、幼なじみのアルヴァに打ち明けます。
視界が狭いうちは、きっと誰もがやらかしている。
その中で、反省し、謝罪し、成長していく。
そうしていくうちに、気づかなかった想いにも気づくかも?
これはちょっぴり苦くて、甘いお話。