読めば読むほどに絶望は哀しみへと変わります。この穢れ、いつか祓える日は来るのか……その法はあるのか……。
苦しむ龍の叫びが聞こえてきそうな悲壮感漂う情景。そして魔導士の龍を想う優しさがさらに物悲しい……短い文字数の中に壮大な情景が描かれています!
いつか晴れ渡るその日まで、安らかに眠れ。天の龍。そんな術師の祈りにも似たララバイ。
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