午後3時に紅茶と茶菓子に合わせて、この物語を読みたくなる感じです。

ひとこと紹介が不明な感じで終わりましたが、そんな感じです。


主人公ルフィルが、自身の人生を変えたとっても過言ではない憧れの存在アシェルトの下に弟子入りしているところから物語は始まります。

アシェルトがあることをきっかけに恋人を失って影を落とし続けているところで、主人公は持ち前の行動力や献身さで彼の心に光を差そうとして奮闘し、やがてアシェルトの恋人がなくなった事故の真相を究明していきます。


1つ1つが細かく丁寧に描写されており、頭の中にイメージが湧きやすいためか、文字数(約93,000字)をあまり感じることなく読むことができます。

また、それぞれの恋がどのように変化と展開をしていくのだろうと楽しみながら読めるのも良いところだと思いました。

結末のその先をまだまだ読みたくなる、そんな作品です。