2人の関係に愛の言葉はいらないのか?

他のレビュワーさんがおっしゃる通り、文章は少し硬いですが、それがまた格調高くてちょっぴりダークな雰囲気のファンタジーにとても合っています。
まだ少女の女王とかなり年上の敵国王子の組み合わせって、私にとってすごく萌える設定です。しかもただの溺愛は好きじゃないので、2人の関係に距離があって(表向き)溺愛じゃない、微妙な関係がよかったです。白い結婚じゃないのも気に入りました。そんな彼らが女王の過酷な運命に立ち向かうためにとった策とは? そしてそれは義務感からなのか? 答えは是非、最後まで読んで確かめてください。