神「神の使いとして恥ずることなき行いをせよ」
と、言われて3秒で、恥じることしかし始めない系の天使リュリュエル。
こいつは世界最狂にダメだった。絶対に天界から出しちゃいけないやつだった。
まず、あらすじに、「世界を救えるのか?」と書いてあるが、本編を読んで3秒で誰もが理解するだろう。
「あ、これ救えないやつだwwww」と。
そういう天使(という名の災害) それがリュリュエル!!!
だって、「魔王を倒すために勇者を育てるのがいい」と神に言われればどうするかと言えば、
まともに育てるのめんどくっせえから、量産する。勇者をポンポン量産する。
あと奪う。他の天使が育てた奴を奪う。だってその方が楽だから。
それが世界最狂の天使、リュリュエル!!!!
口を開けば、ボケしか吐かず。ボケを吐かないときは、神を冒涜する台詞を吐く。
いや、お前天使だろ、神を否定とかなんやねん、ってつっこんじゃいけない。切りが無いから。
そんな、やっべえ天使が、好き勝手に地上を救ってまわる*大混乱させるの意*どったんばったんなハイパーコメディ。
1話60秒で読めるサクサクタイプのスーパーショートショートになっております。
隙間時間に、変な笑い声をあげたい方にオススメです!
リュリュエルという凄い天使が出てきます。失礼、天使見習いの天使が出てきます。
彼/彼女は凄い! 両性具有だし格好がスケスケだし、何より言動が破天荒!
勇者や武闘家といった、ファンタジーものでは定番の彼らも、リュリュエルさまの手にかかれば、あっという間にツッコミキャラです。でなければ、ボケキャラです。
というか、読者のこちらも、ツッコミが追いつかない!(笑)
……それだけ破天荒です。
破壊天使と言った方がいいかもしれません……場の空気を「破壊」するあたりが、特に^^;
世界を救う、抱腹絶倒の物語に、ツッコミを入れてみませんか?
ぜひ、ご一読を。
この物語は、天使と勇者のコンビが繰り広げる笑いのある冒険物語です。
リュリュエルというキャラクターは、一見お馬鹿さんに見えますが、彼自身が持つ様々な能力やスキルからは勇気と自信が感じられます。
加えて、フィスエルとの関係性も興味深く描かれており、読み進めていく上で非常に愉快な作品ですね。特に印象的に感じたのは、どのキャラクターも魅力的であるということ。
それぞれが持つ独特な個性には、ユーモアと人間らしさが溢れており、読者を引き込む力があるのではないでしょうか。
では、これらのことを踏まえながら、小説の説明を順にしていきますね。
『物語の構成について』
この作品は異世界ファンタジーとして「友情や成長」の要素も強く出ていますが、同時に「コメディ、ギャグ」といった要素も含まれています。
従って、様々な要素とキャラクターたちの個性がうまく融合した作品だと感じました。特に、主人公リュリュエルの無邪気さや自由奔放さが魅力的で、成長や旅を通じて物語に深みを与えています。
更には、フィスエルというキャラクターが主人公たちと共に行動し、読者には彼女がどういった性格で能力を持っているかを想像する余地を与えています。
『作品の魅力について』
この物語の主人公であるリュリュエル。なんとも破天荒な行動と天使らしからぬ振る舞いには驚かされました。加えて、サブ主人公のようなフィスエル。彼女は露出狂でありつつも、なぜか憎めない可愛らしい一面を持っています。
これらの人物が特に魅力的であり、二人が見せるいろんな反応や感情の変化は読んでいて楽しいですね。
つまり一言でいうなれば、コミカルな要素が含まれているので飽きさせません。ゆえに、読者は想像力を働かせて、物語を楽しむことができるのではないかと思います。
『全体的な総括として』
作品を通していえば、リュリュエルのポジティブな姿勢や冒険への意欲は読者を元気づけるでしょう。また、フィスエルとのやり取りもユーモラスで面白いものでした。
全体的に見ても、この物語はファンタジー要素とキャラクターたちの人間らしさが上手く融合しており、とても読み応えのある続きが気になる作品ですね。
そんな私からのお勧め作品、是非手に取りお読み頂けたらと思います。