料理とファンタジーが織りなす最高の一品!!!

エルフのエルシーとクマのヴァル。
この二人の関係性が本当に素敵!気づいたら二人の虜になっていました。

この二人がどんどん仲が良くなっていく様子にとても癒されます!!!

二人は料理を作り食べながらとあるものを探して冒険をするのですが、この料理シーンの描写が丁寧なので一緒に料理を作り食べているかのような感覚を体験できます。
読み終わった後、同じものを食べたくなりますよ!

異世界ならではの魔法や世界観の設定も非常に魅力的でした。
この世界における魔法の扱いから、二人と魔法の距離感が明確で奥深いので自然とキャラクターの目線に立って魔法という大切な存在を味わうことができました。

小難しくなってしまいがちな部分でありますが、物語を進めているうちに自然と頭に入ってくるので変に読み返すことなく没頭できました。

ネタバレを回避したいが為に酷く遠回しになってしまいましたが、料理モノと同時にファンタジー作品を読みたかった私はもう大満足な作品でした。

料理とファンタジー。
そのどちらをとっても最高な作品なので、是非味わってみてほしいです。