形を変えて繰り返される物語、これってつまり……

作中では「悪魔が作る部屋」と表現されていましたが、どちらかと言えば「ガフの部屋」のお話でしょうか?

いずれにせよ、「論理の展開とその回収」をSFの本質と仮定するならば、本作は純然たるSFとお見受けしました。

(どうでもいい話なんですが、「主人公の進行に遅れないように超高速で部屋を建てる手下の悪魔たちと棟梁マルファスさん」を想像してしまい、とても微笑ましかったです)